2006/9/11
ここ数日、木の「枠」を作っていました。
何に使う枠かと言いますと、「紙すき」をするのに使う枠です。
僕の姉は教師をしていまして、何でも授業に使う紙すきの枠を作れないか〜と頼まれた訳でして…サイズはA4とB5の2種類。サンプルの写真がメールで送られてきましたが…まあ、テキトーに作ってくれとのコト。
まあ、送られてきた写真を見る限り、ホントまあ、簡単に作られた枠でして、大入れ(おおいれ)の仕口を隠し釘でとめたような感じでした。フム…
あんましハリキッタものを作ったところで、ただの自己満足ですから、例に倣って、大入れと釘補強で組んだ枠を作ったわけですが、問題は塗装…
写真のものは無塗装だったのですが、紙すき〜といいますと、この木の枠、水にジャブジャブつけて作業をするわけですね…
ちなみに「大入れ」という仕口は、仕口自体の接着強度は木工仕口の中でも「最弱」な部類で、併用する「接着剤」や「釘」の補強が絶対条件の木工技術です。フムー…
今回、僕が使ったボンドは屋外使用にも使える耐水性の高いボンドを使用しています。しかし、木が水を吸ったり乾いたりを繰り返せば、結局、木の動きに耐えられずボンドが切れてきてしまうのが目に見えています。材に水をあまり吸わせないためにもやっぱし塗装は必要だよな…フムー…
というわけで、この木の枠を塗装することにしたのですが、何で塗装をするか?
普段のモノ作りだったらオイルフィニッシュを多用しているのですが、水ジャブジャブの用途のモノにオイルフィニッシュなんてしたところで、まあ「ぬかに釘(やってもムダ)」って感じですから。やはり、樹脂系の塗料を選択する事にしました。
ここで選んだのが、ホームセンターなどに売っている「人工漆(じんこううるし)」というモノ。まあ、人工は良いとして、厳密に言えば「漆」ではありません。漆のような「塗膜」の強度を持つ仕上がり。漆作業、製品についてまわる問題である「かぶれ」にならないという特徴を持った製品です。
このような樹脂系の塗料と言いますと、先にあげた「漆」や「ウレタン」「カシュー」などが代表的なものとして知られていますね。でも、まあ、これらは扱いが難しいので、素人にはまず、扱えません。しかし、塗膜としては、すごく強度があり、今回のような「水ジャブジャブ」的な用途にも使える耐性を持っています。
僕は元来、塗り、塗装に関しては専門外ですので…まあ、正直、上に挙げたような「樹脂系塗料」は僕の手にはおえません。ですので、これら樹脂系塗料の中でも比較的扱いやすい、人工漆を選んだ訳です。
仕上がりに関してはこんなモン…というかヘタクソですが…飾り物や工芸品を作るワケでなく、あくまで実用の製品として、必要な機能としての塗装ですから。コレでまあよし♪

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