2007/6/16
今日は、作成中の本棚を組立てー…ました。ハァ、疲れた。
本棚としては、それほど極端に大きな物ではありませんが、分離しない、1本立ての構造上、やはり組みあがった物はそれなりに大きくなります。ちなみに、今、組んでいる棚は大人の背の高さ程度。幅は狭い仕様なので、小柄な当工房でも製作できるサイズです。でも、これより大きな1本物になると、チト辛そう…(まあ、やってみるとどうにかなるモノですがね♪)
接合部に接着剤を入れ、玄翁(トンカチのようなモノと思ってくだされ)でポンスカ叩き込んで組み上げます。仕上げに、クランプと呼ばれる圧締器具で締め上げて、接合部分をピッタシくっつけます。
これでよし…
なら良いのですが、クランプの締め具合、加工上の誤差、板の反りなどのもろもろの要因が重なって、木で組む木工品というのは、理論上、「直角」がくるはずの部分でも、微妙に鋭角や鈍角になって組みあがります。これを、後からクランプの締め具合を調節してゆがみを補正するのですが…
組み立てる時はいいんですよ。横に寝かせて組めばいいし、クランプも簡単に締め付けれます。でも、このゆがみの補正…
まず、棚を平面に正立させ、そこでガタつきが無く組めているか?角度のゆがみが無いかを見て行きます。さあ、この組みあがった棚、持ち上げて、平面の出ている場所まで移動だーー…… (汗)
めちゃ重たい!!というよりまえのにパワーが無い
無垢の木バンザイ!この重さが無垢の証明だ!でもおもてーよぅ!!
この組みあがった状態では1本数キロの重さのクランプが6本取り付いており、さらに重たく、締め付け箇所にはクランプの余分な部分がとび出ているので、運ぶ時にもまわりにぶつけないようまさに必死!!
うーん…こうゆう時、こうゆうピンチの時、人は過去の経験上、もっともこのピンチを切り抜けるにふさわしい解決策を記憶の引き出しから探し出すモノ!!(らしい)
そうだ、自分はこう見えても過去に引越し屋で毎日、馬鹿でかい婚礼家具なんかを運んでいたんです。ここで、こう体を入れ替えて…そう、ここでこの部分を支点に、手の位置を持ち替えて…えっちらおっちらと格闘する事しばし…無事、移動・組立て完了〜♪
平面の出た定盤上で、ゆがみのチェックもOK♪あとはクランプした状態で一晩養生しておけばオッケ〜…
…こんな縦に長い不安定なモノ、一晩も立たせて放置できるかー!!
…というわけで、再びもと来た道をもどるが如く、えっちらおっちらこの本棚(クランプ付き)を寝かせておける安全な場所まで運んだのでした。ちゃんちゃん♪
(よけいな追記ですが、木工家とか家具職人を目指そう〜っていう人は、引越し屋でアルバイト経験しておくと良いですよ〜。家具の構造、運び方、家屋の間取りや搬入ルートのノウハウ、はたまた営業にいたるまで、木工房の運営に役立つコトが満載ですよ(笑))
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