《お知らせ》木のモノ作り工房は7月1日より、木のおもちゃを専門に作る『メーカー』となります。
事業内容の変更に伴い、ホームページの内容も一新する予定です。
新しく生まれ変わる、『新 木のモノ作り工房』のモノ作りを今後ともどうぞよろしくお願い致します。
2007/8/7
先回のブログでちょっと取り上げたゴム銃についてお話したいと思います。
木のモノ作りのジャンルの1つに、このゴム銃というモノ作りがあります。趣味として、モノ作りとしてマイナー路線かもしれませんが、国内で正式(?)競技として活動されている「日本ゴム銃射撃協会」という団体が存在しています(キャンプ場でこのコト言ったら笑って信じなかった方々!ほんとにあるんですよ!!)。みなさん、自作のゴム銃を作り、競技会を開き、既に射技の国内ランキング(今は世界ランキング)まであります。
モノを作る楽しみ。そして、射技を競う楽しみ(自作のゴム銃で競うからなお盛り上がる!)。ゴム銃は今、大人から子どもまで楽しめる趣味として浸透しつつあります。
なかなか、ゴム銃というモノ作り。シンプルそうでありながら、なかなか奥が深い…徐々に広がりつつあるゴム銃愛好者の中でも、こちらの方が作られているゴム銃。ゴムを飛ばすという、シンプルな目的でありながら、競技用、連射式などなど…クラフトとしての完成度も高く、ゴム銃の世界の奥深さを感じさせます(ちなみに、僕がゴム銃というモノ作りをしてみよう!と思ったのは、このサイトを見たのがきっかけです)。
前置きが長くなりましたが、そんな、ゴム銃のおもしろさをネットを通して垣間見つつ、いつか、このゴム銃、自分のモノ作り、キャンプ活動で生かせないかな…と前々から考えておったんです。
そして、これが今回僕が作ったゴム銃(キット)
構成パーツはバレル(銃身…銃先の棒の部分)、メインフレーム(本体…写真では透明塩ビ板で作られたパーツ)、トリガー(引き金)、グリップ(銃把)の4つ。メインフレームが2枚の板で作られているので計5つのパーツだけで作られているシンプルな銃です。
このゴム銃の設計の要点は
@量産に優れたシンプルな設計、少ないパーツ
Aコストパフォーマンスの高い仕様設計
B1つのゴム銃をベースにするが、各パーツを自由に成形でき、各自が個性的なゴム銃を作ることができるようにする
以上の3点
下に写っている木のメインフレームのゴム銃は素組み状態のゴム銃ですが、塩ビ板を貼ったゴム銃はグリップなどのエッジをまるく削って処理してみたモノです。これだけでも結構印象が変わって見えます。写真ではわかりにくいけど、トリガーは発射後に輪ゴムの力で元の位置にもどる様な構造にしています。これは無くてもゴムの発射には差し障り無いのだけれど、これが無いと、なんとも安っぽくなってしまう。シャコン!っと動くトリガーはこけおどしだけどかっちょいいのだ♪
などなどとまあ…シンプルながらこだわり持って作ってみたゴム銃。キャンプ場では、子ども達に製作させるところまでいたらなかったのですが(滞在日程が少なかったのです)、持っていったサンプルは引っ張りだこで、真剣なまなざしで的打ちに熱中する子ども達の表情が印象的でした。
ちなみに、このゴム銃の素材は、僕の工房で出た端材から作った物です。したの写真のような、家具材から「斜め切り」した切り落とし材を2つに割り、そこからパーツを木どって作りました。よく、端材からのモノ作りは材料の形もばらばらで、製材に手間がかかり、コスト的にもペイしない〜と言う話を聞きますが、これは、数モノの製材された部材をベースにしていますので、木取り作業も楽チンでした(逆にもし手間がかかるならとてもやる気にならなかったと思う…)

ちなみにこれが、材料になった斜めの切り落とし材
一説によると、ただ、工房で出ている端材を処理したかっただけちゃうんかい?という声も聞かれますが…子供たち(一部大人たちを含む)も喜んでおりますし、言うように僕の工房のゴミであった端材も有効に使えますし、工房内も片付きますし。だーれも損してないんだからこれ、とってもいいんじゃない?
ただ、先ほども言ったよう、このゴム銃遊びは、事故の危険性(ゴムの暴発、人に向けて打つやんちゃ坊主など)もありますので、子供たちとゴム銃遊びをする際はルールの徹底だけはしっかりやりましょう。ルールを守れない場合は取り上げ!+お説教!!の大人の責務をしっかりはたし、監督しましょうね。
自分も、ゴム銃作りの説明する時、さんざん安全について「人に向けない」「ゴムを付けっぱなしにしない」などと言っておったのですが、片づけをしていた時に、1つのゴム銃にゴムが装てんされているのに気付いておらず、

前にいた女の子に暴発したゴムが当たってしまいました…
たまたま、隣で作ったゴム銃をいじっていた彼が撃ったものと思われ…

まさに一触即発…!
皆さんも気をつけて、ゴム銃の世界をお楽しみ下さい♪
(この話は半分本当、半分脚色です(笑))
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