第19回社会福祉援助技術
19回32
問題32 Sさんへの援助に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A Sさんとの会話の中で、妻が行っていた身体介護の仕方などを話題にする。
B 散歩に誘うなどして、信頼関係の形成に努める。
C Sさんがぼんやりしているのは、脳梗塞の病状悪化であると判断し、二人の子供に伝える。
D Sさんの身体苦痛だけでなく、精神的苦痛や願いについても理解するよう努める。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○×○
3 ○×○×
4 ×○×○
5 ××○○
解答 2
A:○奥さんが行っていたSさんへの介護内容について把握しておくことは、3さんの援助方法の参考にもなるので正解
B:○散歩に限らず、信頼関係を築くためにはいろいろな手段を用いるということは大切です
C:×ぼんやりしている=脳梗塞の悪化と判断するのは介護者の領分ではありません。医師との連携のもとに行う行為ですよね。
D:○どちらへの理解も必要ということですよね。気持を理解もらうだけでも、精神的に楽になりますから
19回33
問題33 Sさんの訴への対応に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A Sさんの話をじっくり聞き、思いを受け止める。
B 妻との面会の段取りについてケースカンファレンスで話し合う。
C Sさんの言動への直接的対応だけでなく、施設における生活全体の支援のあり方を考える。
D Sさんに「訴えるだけでなく、現状をわかってほしい」と頼む。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○××
3 ○×○○
4 ×○×○
5 ××○×
解答 1
A:○援助に関するバイステックの7原則の中に「受容の原則」というのがあります。こうして欲しい、こうなって欲しい、そんな利用者の思いをあるが
ままに受け入れることによって、援助者を信頼し自由に意見や感情を出せるようになります。
B:○関係するスタッフで意見を交換し情報を共有しケアの態勢を万全にすることは大切なことです。
C:○施設はいわばSさんの生活の場ですから、そこでの生活をとおして日常生活や社会生活に必要な能力を身につけていける支援が必要となってきます
D:×今必要な援助は、Sさんの不安な気持ちにどのように援助していくかが求められている。「現状をわかって」と利用者に求めてしまってはSさんの不安を大きくしてしまうばかりで逆効果である。
19回34
問題34 Sさんの今後の方針づくりのための、ケースカンファレンス開催にあたり考慮すべきことに関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A Sさんと子ども達に出席してもらい希望や意見を述べる機会をつくる。
B 妻の入院生活の様子について情報を、病院から入手する。
C Sさんと妻が住み慣れた環境で生活できるように、自宅の浴室やトイレの改修を依頼する。
D Sさんのリハビリテーション計画についての提案を、理学療法士に求める。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○×○
3 ○××○
4 ×○××
5 ××○○
解答 2
A:○Sさんの子ども達がたとえ現在、直接的に介護できるような状況にはなくても、将来的には可能になってくる場合もある。介護の家族援助の観点からも話を聞く機会を設けることは必要なことである。
B:○Sさんは妻のことをかなり気にかけている様子なので、入院生活についての情報を仕入れてSさんに伝えることは精神的な安心感をもたらす事につながる
C:×まずは自己決定の尊重ですね。本人達が希望もしていないのに良かれと思ってやることはありがた迷惑というものです。
D:○リハビリテーションの専門職である理学療法士にリハビリテーション計画の提案を求めることは当然ですね

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