Fさんは、散歩中に「今は薬は飲んでいない」と言った。
「じゃあ症状が落ち着いてるんだね〜」とか皆で話していた。
「でも障害年金はもらっている」と言った。
皆が「あれ?」おかしいな、汗 という顔をした。
子供のようにくるりと回ったり あれ、なんか機嫌いいのかなとか
くるくると雰囲気が変わった
作業所に戻った。
作業所で話していると、今度は
「薬は飲んでるよ、朝昼晩一回5錠と、寝る前ね。」と
しっかりした口調で言った。一緒に散歩に出ていた子と
え?と苦笑したけど、すぐ病気が出ているんだと思った
「でもさっき散歩のときは薬飲んでないって言ってましたよね・・」
と言うと
「あれ、俺そんなこと言ってた?」とおかしいな〜といった感じで
本人も困惑していた。
頭がよく混乱するらしい。頭痛持ちでもある。
作業所は統合失調症の子がほとんどだ。
今は落ち着いている子もいるけど 幻聴や幻覚が見え聞こえする。
作業所のMさんも自分のことを「私さっきと真逆のことを言ったりしたりする」
と言っていた。
不思議だ。何故こういった病気が出てくるのであろう。
中学のとき学校をさぼって家にあった本を読んだ。
たまたまビリー・ミリガンであったが
私はそれから統合失調症の人の本や虐待を受けた子等の
ノンフィクション物をむさぼるように読んだ
今も本棚にしまってある
最近作業所に来るようになったFさんは、明るいし、穏やかだから
今は症状が落ち着いているんだと思っていた。
笑顔が優しい、いい人なので、元気になって欲しい。