2008年4月27日、快晴、微風、星の運行、月の運行、太陽の運行、申し分なし。
今日から今年の米作りが始まった。
まずは塩水選。水に食塩を溶かし、比重の高い塩水を作り、これで種籾を選別する。今年は6リットルの水に1キロの食塩を溶かし、比重約1.16の食塩水で餞別することにした。
卵が浮いて、浮いた部分の面積が10円玉ぐらいになるように調節する。
卵は三重町の広田農園の平飼い自然卵。いい卵でないとすぐに浮いてしまう。
種籾を食塩水の中に入れる。軽い籾は浮き、重たい籾は沈む。
軽い籾を網ですくって選り分ける。沈んだ籾を種とし、軽い籾は乾かして食用とする。
向かって左が餅米(350c)、右がうるち米(1kg)
この1kgの種籾が、うまくいくと、480kgのお米になる。これは、1日2合食べる人の約4年分、4人家族の約1年分でござる。
選別した種籾を水に浸して、芽を出させる。15℃の水で約7日間、20℃の水で約5日間で芽が出る。おまじないに宮崎県北川町の炭焼き名人の備長炭を入れる。
今年の種籾は「イセヒカリ」 イセヒカリは、平成元年に伊勢神宮神田で発見された新種の米でござる。台風ですべてが薙ぎ倒されたコシヒカリの田に たった二株立ち残っていた黄金色に輝く稲を育ててみると、驚くほど坊害虫や風雨に強く、収穫が多くて味も抜群に新しい米とわかり、神宮より「イセヒカリ」と名付けられたそうでござる。
奇跡の稲が、このところの気候の変動と巨大化した台風にどう立ち向かってくれるか、大きな期待をかけているところでござる。
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