最後の民間の製糸工場・山形の松岡製糸から「いろどり生糸」20キロが届きました。今年のきもの・スカーフ用の生糸です。

ほんのり黄色の生糸です。髪の毛ぐらいの細さです。これを何本かまとめることで織物用の糸を作ります。その工程を撚糸といいます。糸に撚りをかけることで1本の糸を作ります。 「よりをもどす」という言葉もこの糸つくりから派生したことばです。

八王子の森田撚糸さんに生糸をもちこみます。桐生にも撚糸工場はなくなり、埼玉にもありません。新潟県十日町と八王子しか関東近県ではないようです。
昨年のいろどり生糸も森田さんに撚糸をしてもらいました。スカーフ用など各種糸つくり、新製品も開発しています。

兄弟で戦前からの工場をきりもりしています。1反(1キロ)から撚糸をしてもらえるので助かります。工場見学は家訓により禁止されているので絶対にできません。(笑)
今まで誰にも見せたことがないそうです。

織物工房を所沢で主宰している田口和子さんと糸つくりをお願いしました。糸の話を始めると時間のたつのも忘れていろいろと教えてくださいました。森田さんが撚糸してくれた糸を本庄の黒澤さんが草木染め・手織りで反物を作ってくれます。顔の見えるきものつくり、どの工程も日本の織物をなくしたくない、という職人さんの気持ちでつながっています。
11月7日(土)川越の鏡山酒造跡地にて1時から「埼玉の養蚕を知る」シンポジウムにて
いろどりの着物をお披露目いたします。先着予約80名には繭の冊子をプレゼント。下記WEBよりお申し込みください。
NPO川越きもの散歩
http://kimono21.exblog.jp/
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