自分の読みたいものがなかったので、自分で聞き書きをして「小江戸ものがたり」を作りました。
自分の着たい着物がなかったので、自分の好きな着物を「いろどり繭」で職人さんに作ってもらいました。製造直売なので草木染・手織りの着物が約10万円でできました。
日本の近代化を支えてきた養蚕が人知れずなくなりつつあること、日本の養蚕をなくしていいのかしら、という問いかけが。できることをしてみよう、とNPO設立に賛同してくれる仲間ができました。
クローゼットには洋服、たんすにはリサイクルなどで購入したきものがあふれていて、モノに押しつぶされそう。
大切にしたいものに出会いたくて、あちこち出かけて、あちらこちらでうろうろ。
消費するだけの生活にいつのまにか慣らされていて、自分で作るということは初めから選択肢にないまま、今まできました。 私が自分で手織りをしたわけではないのでまだまだ先がありますが、でも、ものづくりのプロセスが私の中でつながりました。
1反のきものができるまで、たくさんの工程をへていることを知りました。養蚕農家から始まり、どこも「うちの代でやめたくない」という心意気で継続してくれているのです。そして、驚くことに、だれも自分がかかわった糸が着物になったところを見ることもなく、何十年も仕事をしてきているのです。そんな方々に「今まで続けてくれてありがとう」という気持ちを伝えたい。
今回のシンポジウムでは、繭問屋の小林さん、山形の松岡製糸さん、撚糸の森田さんを紹介することができずに心残りが。
次回はいろどり糸を使った織物作家さんの作品とともに、いろどり糸にかかわるすべての人を紹介できるようにしたいと思います。
NPO川越きもの散歩のブログもご覧ください。
http://blog.ap.teacup.com/kimonosanpo/

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