7・25は待望の李政美(い・ぢょんみ)さんの門仲天井ホールでのライブだった。
彼女は全国を回って年間80回以上コンサートをやっているが、案外に首都圏でのイベントが少ない。
いつもはCDや映像で楽しんでいるのだが、今回は初めてライブなるものに参加した。
開演までの1時間、オフィスとんがらしのおいしい料理とマッコウリを満喫、ほんとにおいしかった。絶品・・・。
門仲天井ホール
マンションの8F最上階、ホールはこじんまりしていたが、別世界の宇宙空間のよう。音楽にあっというまに没入できる。
いぢょんみ の歌の世界、たっぷり2時間 予想にたがわず素晴らしかった。やっぱりCDより、ライブのあの臨場感、一緒にイヴェントをつくっているという一体感、たまらない。「いつまでも終わらないでほしい」と思ってどっぷり浸っていたので、”京成線”(いつもとりでやる)が始まったときはチョッピリ残念だった・・・。
いぢょんみさんの名前はおととしから知っていた。
その顛末は
http://green.ap.teacup.com/kysei/41.html
それで、HPをみつけ一二度聴いたことはあったのだが、生で聴いたのは 3.27枝川朝鮮学校支援の集会である。
http://green.ap.teacup.com/kysei/14.html
その透き通る声にいっぺんに魅了されて、HP
http://leejeongmi.com/
のmovieのページで毎日聞くようになった。
何たる偶然か、平和運動の友人の宮城のれいままさん や KAN@秋田さん達が、ちょんみさんの大ファンであることを知り、改めて人との出会いというものの不思議さにびっくりしている。
我ながら可笑しいが、この日はまるで遠足に行く前夜の小学生のようにそわそわとして、一時間も前に門前仲町について、黒船橋、大横川、越中島連絡橋など大川(隅田川)沿いを散策して時間をつぶした。 開場の5分前にはもう行列ができていたが、十番目位に並んで入場。常連さんをさしおいて一番前の隅っこに席を確保し、目一杯楽しんだ。本当はもっと写真を撮る予定だったが、それよりも曲に浸りたい、楽しみたい、空を漂いたいという思いが強くなって5,6枚撮ったきりであった。
いつも聞いているCDには無い曲を沢山やっていただいて、すごく得をした気分である。
この日は今はもう会えなくなった人たち、命、に思いを馳せる心で選曲されていた。
いじょんみさんのコメント
”一昨日のライブは、CDに未収録の曲、新曲、ふだんあまり歌わない曲を中心に歌いました。曲順を紹介しますね。
1部
1わたしはうたう(作詞:大空スカイ/作曲:李政美)
2あなたをはなさない(作詞/作曲:李政美)
3主よ、人の世の喜びよ(曲:J・S・バッハ/訳詞:林光)
4いつもそばにいるよ(作詞/作曲:李政美)
5つぼみ(作詞:永六輔/作曲:李政美)
6星めぐりのうた(作詞/作曲:宮沢賢治)
7そのままで大丈夫(作詞:土井美加/作曲:李政美)
2部
1奪われし野にも春は来るのか(作詞:李相和、作曲:パク・キュベク)
2雪降る原野にて(作詞:ト・ジョンファン/作曲:李政美)
3キダリヌンマウム(作詞:金敏夫/作曲:張一男)
4木浦の涙(作詞:金能仁/作曲:孫牧人)
5キーンアリラン(朝鮮民謡)
6ミリャンアリラン(朝鮮民謡)
7京成線(作詞/作曲:李政美)
アンコール
1What a wonderful world(作詞:George Weiss/作曲:Bob Thiele)
2小さな空(作詞/作曲:武満徹)
3イマココニイルヨ(作詞:李政美/作曲:おーまきちまき)"
ちょんみさん、一部ははだしで登場。その立ち方が見事。
根が生えたようにスーと丹田のうえに立っている。それで揺らがない。
私は少々スポーツをやるので一番無理が無く、持続できて素早く動ける姿勢を教えられてきた。まさにそれと同じ。
これがあの素晴らしい通る声の秘訣かと思った。
この日、サポートは佐久間順平、芹澤薫樹。
なんと矢野さんも出番はないのに、純粋に会の助っ人できている。いいなあ。
3曲目になんとバッハが登場。BWV147、カンタータ「主よ、人の望みよ喜びよ」である。訳詩が林光、これにもまたびっくり。今まで何度となく聞いているこの曲だが、日本語の歌詞で聞いたのは初めてである。
(私は実はバロックフリークでもある。しかもオリジナル楽器の)
私は幸せ あなたがいるから
悲しいときには あなたが慰め
私を愛して 代わりに苦しむ
あなたを離さない どんなときにも
変わらぬ喜び 潤う心
あなたに守られ 私は生きる
お日様のような 宝石のような
あなたを離さない どんなときにも
旋律を順平さんが、通奏低音をSeliが奏でる、これまた素晴らしい。
そのうえをころがるちょんみさんの声がピッタリ、天からの声に聞こえた。
感謝。
4、5、6曲はそれぞれ甥御さん、永六輔さんの奥様、画家の貝原浩さんに捧げられた。
見回せば泣いている方も・・・、当方も・・・。
1部のendingはがらっと変わって、明るい新曲。
「そのままで大丈夫」(作詞:土井美加/作曲:李政美)
婦人商会わたらっぱん
http://www.prs-net.com/tomodachi/shokai/index.html
のテーマソング だそうだ。
・・・
わたしはわたしのままで
あなたはあなたのままで
そのままで大丈夫
さあ、歩いてみよう
とりあえず歩いていこう
ずんずん歩いていこう
行き先なんか知らないけれど
この曲大変楽しくて元気がでる。好きだなー。
続く2部はオールハングルだった!
キーン・アリランのエピソードやお父さんのお話を聞いていたときに、なぜか”西便制−風の丘を越えて”の はじめのシーンや、中ほどの田園を家族で歌いながら歩くシーンが浮かんできた。
ミリャンアリラン
歌はいい、ほんとに元気がもらえる。最近はStandingやるときはいつも聞いている。
ミリャンアリランや、最後の送り出しのイマココニイルヨでは思いっきり歌わせてもらった。
アンコールの
What a wonderful world(この素晴らしき世界)
サッチモで有名なこの曲の訳詩がものすごく自然だった。
ちょんみさんのコメント
”「What a wonderful world」の訳詞は、順平さんです。
谷川俊太郎さんもうならせたそうですよん。
花の香り 鳥の声
歌うは君と僕
なんて素晴らしい世界なんだろう
月にたたずみ
仰ぎ見る大きな青い星
なんて素晴らしい世界なんだろう
僕らはここに生まれて
いくつもの季節(とき)を愛し合う
君の思い僕の思い
めぐりあうこの星
子供たちの遊ぶ声
大空にこだまする
なんてすばらしい世界なんだろう
なんてすばらしい世界なんだろう ”
++++++
7・31の日本青年館も楽しみである。
かってにイタリアから買ってきた虹のPACEの旗をプレゼントしてきた。
こぢょんみちゃんが喜んでくれるといいなあ と勝手に思って。
今度は、与野を狙っている、どうなるか・・。

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