8日のwonとKOSPIはともに値を戻し、韓銀の勝利に終わりました.
再び大規模な介入を実施したと考えられますが、やはり昨日の米住宅金融会社に対する公的資金注入救済の発表が援軍になったようです.
この調子で9日を乗り切れば、ひとまず第1のヤマは突破しそうです. 9日夜の李大統領は内心ホッとしてTV出演するでしょう. 内容も韓国経済の現状をわかりやすく国民に説明することが主体となりそうです.
しかしながら、最大の不確定要素は北朝鮮です. 9月9日は北朝鮮の建国記念日であり、大規模な軍事パレードを予定しているのみならず、ミサイルも発射する観測が流れています.
北、テポドン発射準備か…米から通告、防衛省警戒態勢
テロ支援国家指定解除延期の報復?
北朝鮮が、長距離弾道ミサイル「テポドン」の発射準備とみられる動きをしていることが6日、分かった。米国がテロ支援国家指定解除の手続きを延期したことなどへの報復行動とみられ、米国側から日本政府に通告があったという。防衛省は警戒態勢を取っている。北が自国の要求をゴリ押しするため、常套手段である「瀬戸際外交」を展開してきたようだ。
政府関係者によると、北の発射基地周辺で、トレーラーなどが頻繁に移動していることが確認されたという。ミサイルが発射台に搭載されたか、液体燃料などの注入が始まったかなどは不明。米軍の偵察衛星などの情報とされる。
政府関係者は「北は今月9日、建国60周年を迎え、多様な記念行事が開催される。現在、日本の朝鮮総連幹部も軒並み訪朝している。『記念行事の一環』という建前で、膠着状態にある米朝、日朝関係を揺さぶりをかけるため、テポドンを発射することは十分あり得る」と語っている。(ZAKZAKより引用)
前記事「6カ国協議空中分解の兆し」で解説しましたが、北朝鮮は中国にも裏切られた状態であり、外交的な孤立感が高まっています. 当然ながら危機を演出する瀬戸際外交を繰り出すはずです. 一方で、金正日には健康不安説も流れており、姿を見せるかどうかも注目に値します.
今後の韓国は綱渡りが続きます. 通貨問題以外のきっかけとしては国内の大型倒産が導火線となり、猛烈なインフレと不況の併存するスタグフレーションが、スパイラルを形成するパターンが考えられます. 韓銀が欧米金融会社の勧告通りに利上げするかどうかが最大のポイントです. これから1週間の予定表を引用します.
情報BOX:韓国ウォン相場に影響を及ぼす可能性のある来週の注目材料
[5日 ロイター] 韓国ウォンは過去1週間にわたり、大量の資金が国外に流出する可能性があるとの懸念を背景に大きく下落した。ウォンは4日終値の時点で、ドルに対し年初来17%下落、アジアで最もパフォーマンスの悪い通貨の一つとなった。
ウォン相場に影響を及ぼす可能性のある来週1週間の主要行事は以下の通り。
9月8日
韓国統計局が8月の消費者信頼感指数を発表。7月は7年半ぶりの水準に低下。個人消費が引き続き景気を圧迫するかどうかを示す重要な指標とみられている。
9月9─10日
約19兆ウォン(168億1000万ドル)の国債が償還期限を迎える。このうち3分の1を超える約67億ドルは外国人投資家が保有。これを背景とした国外への資金流出に対する懸念が最近のウォン急落の大きな要因となっている。
9月11日
韓国銀行(中央銀行)が金融政策委員会を開催。エコノミストの間では、中銀が不安定なウォン相場を支えるため追加利上げを行う可能性があるとの見方が拡大。中銀は7月、政策金利を25べーシスポイント(bp)引き上げ、7年半ぶり高水準となる5.25%とした。
9月11日
韓国政府が10億ドルの国債発行計画の条件を設定する見通し。韓国による海外での国債発行は2年ぶりで、外国人投資家の需要を測る重要な判断材料となる。市場筋はドル建て10年債発行の可能性が高いと指摘。
(9月5日14時36分配信 ロイター)

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