▼ 北京よいとこ
今回の祐気とり旅行記はいかがだったでしょうか.
総括では,中国に対する厳しい批評を展開しましたが,北京旅行自体はとても楽しく,旅を満喫することができました.折りしも,10月28日から羽田−北京の直行便が就航したので,北京旅行は多くの方にとって,より身近になったと思います.
私の旅行記が,今後,北京旅行を考えたり,具体的に旅行計画を立てる方のお役に立てることが出来ればと思い,ご紹介し切れなかった写真を抜粋して,解説を加えて記事にしました.どうぞご覧ください.

北京にもセブンイレブンがあります.コンビニに限らず,北京市の小売・流通業は立ち遅れています.これから日本型の小売が増えていくのでしょう.楽しみです.

店内の品揃えは日本そっくりです.間違いなくセブンイレブンジャパンが運営に関与していると考えられます.

マクドナルドのようなファーストフード店も散見しました.中国では,外来語も漢字で表現します.マックは「麦当労」です.それでは写真の「肯徳基」は何でしょうか?
答えはケンタッキーです.面白いですね.

私は,祐気旅行のときは粗食で通すことが多いのですが,今回は一晩だけ奮発しました.それは,「あるもの」を食べてみたかったからです.泊まったホテルの中華料理店に入りました.写真は中国式の「お通し」です.中国では箸を縦に置くのですね.

「男は黙ってサッポロビール」
「日本人は黙ってチンタオビール」です.
青島ビール
青島は1898年よりドイツの租借地となり、ビール生産の技術移転を行った。1914年、第一次世界大戦で日本がドイツ権益であった青島を占領(青島攻略戦)し、戦後の講和条約である1919年のヴェルサイユ条約でドイツから青島の租借権等を引き継ぐことを認められる。これらの諸権益の引き継ぎを受け、その一つであった青島ビールも日本の大日本麦酒が取得し経営を行うこととなった。なおその後、1922年の山東還付条約によって山東半島に係る日本側の諸権益は中華民国に返還されるが、青島ビールの経営は引き続き大日本麦酒が行った。
1945年の日本の敗戦によって青島ビールの経営権は中国側に完全に接収され、中華民国及び中華人民共和国の国営企業による経営が行われた。(Wikipedia)

なんだかわからないけど,注文した魚料理です.蒲鉾のような食感でした.

これが目的の「あるもの」です.そうです,アワビの煮込みです.マンガ「美味しんぼ」では,中華料理のアワビを絶賛しています.食した感想は・・・・食感はいいですが,言うほどおいしいかな・・という程度でした.やはり中華料理は口に合わないようです.

一方,こちらは普通の路地の店で食べた北京名物ジャージャー麺です.これで10元(150円)です.味はそこそこでした.北京の水道は飲用に適さないので,沸かしたお湯が水代わりに出されます.旅行客はミネラルウォーターを持ち歩いた方が良いでしょう.

北京地下鉄5号線の天壇東門駅です.自動開閉の透明柵が設置されています.北京の地下鉄は新しくて立派です.乗客のマナーもよく,東京と遜色ありません.しかし,テロへの警戒から,改札での荷物検査が義務付けられています.空港と同様に,手荷物は機械に通して検査されます.ボディーチェックはありません.

北海公園の仏塔(ストゥーパ)です.今回の北京旅行で,現共産党政権を少しだけ見直したのは,人々の信仰を尊重し,宗教文化財を保護していることです.北海公園の仏塔も頤和園内の仏香閣も仏教的な文化遺産であり,宗教的な影響が強く残っています.その思想は鎮護国家的であり,北京の結界の役割があるのでしょう.いずれにせよ,庶民の信仰は今なお続いています.
▼ 最後に
旅行前は,共産党一党独裁の首都,北京の人々はギスギスして油断ならないだろうと勝手なイメージを持っていましたが,真相は逆で,人々の表情はにこやかで,サービスも行き届いています.東京と大差ありません.むしろ欧米の方が店員や窓口の対応は粗雑な印象です.オリンピックを機に,北京市は市民教育を徹底したそうですが,その成果を強く感じることが出来ました.同じ東洋人ですし,ぜんぜん違和感を感じませんでした.
田中宇氏も数年前のメルマガで同様の印象を記事にしています.
柔らかくなった北京の表情
http://tanakanews.com/d1016china.htm
北京は古都ですので,歴史文化遺産も多く残されており,歴史マニアにとっては,天国のような場所です.ホテルの料金も安く,私が泊まったホテルは4星で,部屋は豪華なキングサイズベッドの禁煙室でしたが,宿泊費は一泊あたり9000円台と破格でした.北京のホテルは,グレードの割りに料金が安く,満足感が高いです.もうひとつ見逃せないのが,交通費の安さです.市内の地下鉄は一律2元(30円弱)であり,こんなに安い地下鉄は世界中探しても見つからないと思います.おまけに駅も車両も最新設備で清潔です.路線も拡充しており,観光地へのアクセスも快適です.タクシーも管理されており,料金も安く済みます.言葉の問題がありますが,日本も中国も漢字文化を共有しているので,漢字で筆談すると通じやすくなります.特にタクシー利用のときに威力を発揮します.中国の漢字は独特の略字を使用していますが,日本で売られている質の良いガイドブックには,中国の略字名称も併記されているので,それを書き写せば事足ります.
来年2010年の,東京から北京の方角は九紫となります.本命八白,五黄,二黒,四緑,三碧の方は吉方位になります.是非,旅行を計画してみてはいかがでしょうか.

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