今年の
プロ野球ドラフト戦線は久々に面白かったな、と思います。昨年まで分離されていた社会人・大学生ドラフトと高校生ドラフトを一括し、希望入団枠(=自由枠、逆指名制度)を撤廃して行なわれたことで、
16年ぶりに完全対等のドラフト会議が帰ってきたのです。
「即戦力が欲しいのか、将来性が欲しいのか」、「来季を見越しているのか、3年後を見据えているのか」、「投手を強化したいのか、野手を強化したいのか」、「右投手が欲しいのか、左投手が欲しいのか」、「ローテーションが欲しいのか、ブルペンが欲しいのか」といった、
各チームの強化戦略も分かりやすく、非常に興味深い結果となりました。
今年の制度では各球団の
1巡目のみ重複が解消されるまで行ない、2巡目以降は完全ウェーバー方式を採用しています。
各球団の戦略が見えやすい一方で、各球団の編成担当部門が会議当日まで他球団の動向を探りながら、リストと睨み合うという、じつにスリリングな展開を生んだのも旧システムが帰ってきたから。全球団の選択が終了するまで、蚊帳の外から傍観しているだけの我々ファンも、まったく息を抜くことができませんでした。無責任な言い方に聞こえるかもしれませんが、やっぱり、
こういうドラフトの方が楽しいよね。
もし、昨年までが分離ドラフト制度でなければ、プロ入りしていない選手も大勢いたでしょうね。逆に言うと、分離ドラフトだからプロ入りできた選手も大勢いたはずです。
いずれにせよ、今秋ドラフトでプロ入りすることになる皆さんには、
プロ球界で悔いのない競技生活を送っていただきたいものです。パチョレックではありませんが、
強く雄々しく未来に羽ばたいてくださいね!
中でも、宮崎県からドラフト1位指名された高校生のふたりには、大きな期待を寄せたいですね。
中崎雄太(西武/日南学園)投手と
赤川克紀(ヤクルト/宮崎商)投手。ふたりには先週から今週にかけてインタビューをさせていただいたばかり。ふたりとも
「一軍定着、開幕ローテ入りを目指します!」
と力強く、自身の未来像を語ってくれました。
確固たる自信の中にも初々しさが漂い、
プロ球界という憧れのステージへの夢と希望が溢れんばかりに目を輝かせていたのが印象的です。
西武1位・中崎雄太くん。“最強左腕デュオ”を形成した僚友・有馬翔くん(ソフトバンク4位指名)とともに、昨夏甲子園に出場!↓
冒頭で述べたように、社会人や大学生と一括でドラフト対象となった高校生。その中で1位指名されるということが、いかに凄いことか。彼ら以外にも読売の
大田泰示(東海大相模高)内野手、オリックスの
甲斐拓哉(東海大三高)投手が高校生ながら1位指名を受けています。夢を叶えた彼らは、いったいどんなプロ1年目を迎えるのでしょうね。
今夏の宮崎県代表として甲子園に出場した赤川克紀くん。活力に満ちた147km/hは迫力満点↓
願・ワンクリック! ガンバレ、中崎雄太!!
願・ワンクリック! ガンバレ、赤川克紀!!
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