センバツは今日が決勝戦です。
清峰――花巻東
どちらが勝っても初優勝。清峰が勝っても花巻東が勝っても、春夏を通じて県勢初Vという珍しい図式となりました。
いずれもプロ注目の好投手、
今村猛くん(清峰)と
菊池雄星くん(花巻東)を軸とした投手力で勝ちあがってきたチーム。大会前から
「今大会は右の今村、左の菊池」
と注目されていた大会最高投手同士の対決が決勝で実現するのですから、これ以上の展開はないですよね。ふたりの投げ合い、試合開始が待ちきれません。
両チームとも頑張ってほしいのですが、どうしても九州勢ということで清峰の肩を持っちゃいますね。ましてや清峰は昨年来、何度も取材させていただいてますから。
清峰・
吉田洸二監督と甲子園の開会式前にお話させていただいた時、
「初戦の入り方次第。勝ち上がることができたとしても、初戦の勝ち方が大事」
とおっしゃっていましたが、1回戦の日本文理(新潟)を相手に4−0。しかも、エース今村くんが7安打完封。再三にわたり得点圏に走者を置きながらも、確固たるペース配分で得点を許さないピッチングは、昨秋優勝した九州大会からのVパターンです。全国制覇を命題と課し、計り知れないプレッシャーの中で、いつもどおりのピッチングで投げ勝つことができた。おまけに、今村くん自身のホームランも飛び出したのですから、チームにとっては最高の勝利でした。
3年間で2度目のファイナリスト監督となった吉田監督。校名変更後、6年間で九州最強、全国屈指の強豪校に育て上げた手腕は目を見張るものがあります。
野球をやられているというお子さんを佐世保市内の焼肉店に連れて行くと
「とにかくお高い肉を容赦なく食べ尽くすんですよ」
と頭を掻いていた“普通のパパ”ではありますが、その笑顔からは想像もできないハードトレーニングで、選手の肉体を鍛え抜いたこの冬。清峰ナインのユニフォーム姿にご注目ください。その下半身は、はちきれんばかりにパンプアップされていますから。昨秋はやや打線にひ弱さを感じた清峰打線が、なぜここまで機能できるのか。その一端を垣間見ることができるはずです。
3年ぶりの決勝で、悲願の登頂なるか。やや清峰サイドの見方で、試合を楽しみたいと思います。
さて、イマムラの初球、スライダーかな?

↑昨秋の九州大会で優勝した清峰

↑九州の豪腕・今村猛(いまむら・たける)

↑今村くんの女房役、豪打の川本真也くん

↑頂点に挑む清峰生たち
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