西都キャンプ報告、その2。
今日は昨年のドラフト1位ルーキー、地元宮崎出身の
赤川克紀投手(宮崎商)についてです。
赤川投手といえば2008年の高校選手権(夏の甲子園)に出場した大型左腕。高校時代は最速147キロで、エグい縦軌道のスライダーが武器。たしか当時はスクリューも投げていたかな?
彼の高校3年時にいろいろと取材していますが、昨年は1軍の沖縄浦添キャンプに参加していた為、ユニフォームを着た赤川投手とは今回が初めての対面。
体のデカさは相変わらずですが、ちょっとシボれていますね。プロ野球選手らしい効率的で均整のとれた体に変貌を遂げていましたよ。
赤川投手は現在、フォーム矯正の為、ブルペンに入らずにネットスロー調整を行なっています。
「左(軸)足に乗せた体重をスムーズに右足へ移せないんですよね」
という赤川投手。体重移動がままならず、フォーム固めの真っ最中です。同期の日高亮投手がブルペンで快調に飛ばしていますが、焦りはとくに感じていない様子。このあたりは、高校時代となんら変わりのないマイペースぶりですね(笑)。
同じ甲子園世代で、高校時代にブラジル遠征を共にした同期のソフトバンク(近田)玲王投手は杉内俊哉投手の自主トレに参加し、台頭の兆しを見せています。一方、赤川投手は和田毅投手に弟子入りし、
オフには和田投手のハワイ自主トレに同行しています。その際、和田投手から腕の縮こまりを指摘されたそうで、おかげで腕が大きく振れるようになったと喜ぶ赤川投手。これは和田投手の為にも、頑張って玲王投手より先に1軍で結果を残さねばね。
1年目の昨年は、シーズン終盤の9月に1軍昇格を果たし、9日の広島戦に登板。6点差を付けられた9回に3番手として途中登板し、打者4人に対して3安打1四球3失点。1本塁打を喫し2暴投も記録、一死も取れずに降板し、即2軍へ逆戻り。
散々なデビューでした。
「やっぱり1軍レベルは甘くないですよね。1軍レベルの打者はレベルが高いので、ボールになる変化球を簡単に見極められるし、ピクリとも動かない。手を出してくれない。
ストライクゾーンが非常に狭く感じるんですよ。打者のレベルも高いし、あの広島戦は投げながら“いつ止まるんだろう”ってカンジでしたね(笑)」
そりゃオレもまったく同じ気持ちだったゼ、赤川よ。
「シーズンの中盤、遅くとも終盤には1軍に上がりたいですね」
ということはクライマックス、いや、優勝争いの真っ最中じゃないか。そうなれば、大事な場面で使われることになるな。
「どんな役割がいいなんて、言ってられないですからね。とにかく与えられた持ち場を全力でまっとうすることが大事ですよ」
スワローズファンは本当に期待しているし、みんな頑張ってほしいと思っているんだからな。
「エヘヘ」
ホント、ドラフト前と変わっちゃいないねぇ。
「そうですか? エヘヘ。あ、そうそう。最近ゴルフを始めたんですよ」
とにかく高校時代とまったく変わらない、マイペースで温和なナイスキャラでした。
頑張れ、アカガワ!
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