全国各地で春の大学野球シーズンがたけなわ。九州六大学、福岡六大学も2日前にスタートしています。
開幕戦では九産大のエースでドラフト候補の
榎下陽大投手(鹿児島工)が、13奪三振の3安打完封勝利。また、昨夏の甲子園で菊池雄星投手と投げあった九共大の
大瀬良大地投手(長崎日大)もリリーフでデビューし、さっそく挨拶代わりの148キロを計測しました。甲子園8強戦士で明豊から日経大に進んだ
河野凌太選手も、ノーヒットでしたが開幕の九産大戦から4番に座っています。
今年のドラフトは、いわゆる“斎藤世代”と呼ばれる大学生が大豊作のドラフトと言われています。九州から何人の大学生選手が指名を受けるのか。今年は大学戦線から目が離せません。というわけで、今週末は日本文理大を中心に中九州リーグを見てきます。
さて、昨日のパ・リーグ公式戦、オリックスvsソフトバンクで、ちょっと見苦しい場面がありました。先発したソフトバンク・神内靖投手が2回1/3で被安打6、被本塁打3の7失点。散々な内容でKOされたのですが、その後がどうもいけない。
商売道具であるグラブを扇風機に投げつけ、帽子を叩きつけ、さらには後列のベンチにドカっと腰を下ろし、目の前にあったベンチにキック2発をお見舞いしこれを破壊。
その列に座っている人はビックリしただろうね(笑)
いや、笑い事ではないんですよ。ファンの前でこんな振る舞いは絶対にNGですよね。
自分自身の成績を第一に考えるのは、プロフェッショナルとして当然かもしれない。ただ、選手を評価する基軸って、本当に数字だけでしかないのでしょうか。残した成績に対して、やはり評価額という数字で帰ってくるだけの世界でいいのかな?
プロ野球は人気商売なので、ファンに対する印象って凄く大事だと思うんです。ファンが抱く
選手に対する好感度が、そのまま球団に対するイメージに繋がることもありますからね。
このチームでは過去にもこういうことが起きていますよね。現在エースと呼ばれる人物が似たような振る舞いをしていたじゃないですか。そりゃチームの顔であるエースがこういう行動を取れば、みんな真似するでしょうよ。
また、それを注意し改善していこうという意思が球団にはないのかな? と思われても仕方ないですよ。選手たちも自分たちが世間に与える影響力の大きさを、自覚できていないんだろうなぁ……。
王貞治会長のいるチームだからこそ、それが残念でなりません。
こうした愚行は、チームメイトだけが真似るわけではありません。子供たちや草野球プレーヤー、つまりすべての野球人たちが昨日の振る舞いを見て、真似を始めたらどうします?
「だって、プロ野球ではやってるじゃん」などと言われた日には、すべての責任はプロ野球に跳ね返ってきますよ。プロ野球が野球という競技の日本最高峰を自認するのであれば、巨人軍の憲章ではありませんが、まずはすべての野球人にとっての模範たるべきだと、ボクは思うんですけどね。
ベンチを殴ったり蹴ったりせずとも、ファンをたぎらせることはできるはずなんですよ。プロ野球選手なんだから。
何よりああいうことは
下品で見苦しいです。これはホークスだけの問題ではありません。プロ球界全体で考えてほしい。テレビにもお願いしたい。昨日の一件をナレーション付きの珍プレー好プレーなどで面白おかしく見せるのではなく、真剣に問題提議していただきたい。ここでは「ピッチャーだったら、これは仕方ないんですよ」などという野球解説者の意見ではなく「教育上、絶対に良くない」といえる意見こそが必要です。
プロ野球が正しい道に進んでくれることを願ってやまない、いちプロ野球ファンとしての意見でした。
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