おかげさまで、最近はいろんなところで「あの〜、もしかしてロチオさんですか?」「あぁ、アナタがロチオさんでしたか!」と、いろんな方々にお声掛けしていただけるようになりました。大分県内にとどまらず、九州各地の球場や学校のグラウンドで掛けていただく皆さんからの声が、どれだけボクの活力源になっていることか。あらためて御礼申し上げます。
しかし、一番驚いたのが大分駅でのこと。
先にも述べたように、声を掛けていただく場所は球場や学校といった“現場”がほとんどなのですが、駅のホームで声を掛けていただいたのはこの一度だけです。
あれはたしか、去年の秋頃でしたかねぇ。
まずは福岡、さらにそのままどこかへ出張(どこだったか忘れた……)。海外用の大きなトランクを転がしていたので、長期の出張だったと思います。
駅ホームで福岡行きの「特急ソニック」を待っていた時でした。背後から「あの〜、間違っていたらゴメンなさい。
ロチオ・ロチオネンさんじゃありませんか?」と声を掛けられたんです。一瞬(ロチオネン? わしゃフィンランド人かい)と思いつつ振り替えると、40代ぐらいの綺麗な女性が立っている。「はい、そうです」と答えると、その女性の方は安心したように「じつはウチの息子が●●高校で野球をやっていまして、一度取材を受けたことがあるらしいんですよ。それからはよくブログを拝見しているんです」と説明してくれました。ありがたいです。そもそも、こんなことってあるんだなぁ……。
しかし、なんでボクを識別できたのだろうか?
「最近は出張の際に『ドラゴンボール』を読んでいるとブログに書いていましたよね。それによく日に焼けていらっしゃるからそうかなと……」。う〜む、なるほど。たしかにボクの右手にはドラゴンボールの第24巻があった。せっかくなのでそのお母さんと車中同席し、チームのこと、練習のこと、息子さんの進路のことなどを話しながら、小倉駅までの短い道中を供にさせていただきました。
文字通り非常に有り難いことではあるのですか、人の列や人ごみの中で「ロチオさん」と声を掛けられるのは、ちょっと人目が気になってしまいますね。ましてや大分駅では「ロチオ・ロチオネンさん!」ですから、圧倒的多数を占める知らない人にしてみれば「え? コイツ何人!?」と思うだろうし。
以前にはこんなことがありました。
夏の高校野球・大分大会開会式直後に、某有力校の主将とちょっとした取材というか、雑談をしていました。その会話が終わり主将がチームメイトの輪の中に戻ると、当然「今のオッサン誰?」という話になります。そこで主将が「前にウチの記事を書いてくれたロチオさんだよ」と説明すると、何人かの生徒が「あ、ロチオか」と小声で囁くんですね。すると主将が
「コラ、オマエ“ロチオ”って呼び捨てするな!“ロチオさん”と言え!!」と大声で“ロチオ、ロチオ”と連呼するんですねぇ。
あれは恥ずかしかったなぁ。もともと“ロチオ”って、語感というか響きが情けないですから、いざ口に出して呼ばれると小っ恥ずかしいったりゃありゃしない。開会式を終えた全出場校の生徒もいるし、父兄もいる中ですから、そりゃこっちの顔もみるみる真っ赤っ赤ですよ。
ペンネームは書き手の顔、命。ロチオと呼ばれて恥ずかしがるようでは、オレもまだまだです。芸人の玉袋筋太郎さんなんて、どうするよ(笑)
これからも会場で見かけた際には「ロチオさんですか?」と気軽にお声掛けください。ただ、現場以外の場所では、こそっと耳打ちするように「ロチオさん?」とお声掛けいただければ幸いです。
スタジアムライター
ロチオ・ロチオーネより
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