元旦の早朝はチェサ(祭祠・法事のこと)からです。
実家に行くと、すでにオモニはチェサのスープを炊いておりました。このスープ独特の良い香りが、家中に漂ってます。チェサだ、と感じる瞬間です。
今回のスープの具の中身は、まずはかしわ(鶏肉)です。それと、大根・こんにゃく・豆腐のさいの目切り、あと 海の幸として棒だらが入ってました。今回は、と書いたのは、この海の幸の具がイカになったり アサリになったりするからです。最近イカはあまり入れなくなったような気がします。
チェサのパン(床・テーブルのこと)には、このスープの具だけと、普通にスープをと、2種類にしてお供えしています。何故だかは?です。オモニも、「ずっとそうしてきたから」と。
チェサ料理のお供えの仕方、並べ方は、韓国の親戚から送られてきた「虎の巻き」を参考にしています。結構 絵がへたな虎の巻きですが、大体はこの通りに並べてゆきます。でも、私はいつも 魚の頭の位置が違うような気がしてなりません。それでも、へたくそな絵の虎の巻き通りにしています。
チェサは、まずはハイベ・ハンメ(じいちゃん・ばあちゃん)から行います。それがおわったら、私のアボジ(父)のチェサです。ご飯とスープと酒は取り替えます。オモニは鯛も取り替えておりました。
正月のチェサは、お供え料理が盆や命日の時のチェサよりも少ないです。というのも、正月はお正月料理を別にたっぷりと作っているので、チェサ専門料理はおのずと少なくなってしまいます。お正月料理は、チェサのパンにはお供えしません。別です。
チェサが終わったら、子供たちは何か好きな食べ物をパンから一つもらえます。その後、料理の一部を切り取り、ヤンデギ(ボール)に全てをいれて、近くの川に流しに行きます。天国に、これらの料理を届けるという考えがあるようです。
チェサの片付けも終わったら、オモニに、兄・私の順で挨拶をみんなでし、そしてお墓参りに行きます。

0