2007年12月30日 朝日新聞投稿
「あきらめずにいたら夢は絶対にかなう」。
この1年、大きく実感しました。
私は高校3年の時、心の病を発症しました。強迫性障害(OCD)でした。闘病生活は10年に及び、何度
「もう駄目だ、治らない」
と思ったことでしょう。その間、苦しみを理解してくれる人は一人もおらず、絶望の日々でした。
20代後半に症状が緩和。結婚して子どもにも恵まれ、毎日は幸せでした。でも私は
「人より劣った人間だ」
という思いが心から離れず、希望を持てずに過ごしていました。
ところが数年前、偶然に出会った女性カウンセラーが、私の苦しみに耳を傾け続けて下さいました。いつしか私は自分が駄目な人間ではないと思えるようになり、同じように心が苦しい人たちに今度は自分が寄り添っていきたいと考えるようになりました。
今年、産業カウンセラーの資格を取得し、念願のカウンセラーとして歩み始めました。未来は開けます。人間は多くの可能性を秘めた存在なのです。