2008年4月11日 産経新聞投稿
進学や就職など新たな一歩を踏み出す季節となりました。みなさん、早く新しい環境に慣れようと緊張の毎日を送られていると思います。
ところが、新生活が始まって一カ月も過ぎると、自分の内面に目を向ける余裕もでき、
「気力がわかない、目標を見失った」
という思いを持つ人が増えてきます。
よく「五月病」といわれますが、この状態から心の病を発症する場合があります。私も過去にそんな経験をした一人で、強迫性障害という重い障害で長い年月苦しみました。
心のしんどさは、
「甘え」「弱さ」からくるとみられがちです。
特に日本では、頑張り続ける事を゛美゛とする風潮が強いように感じます。
けれど、ときには立ち止まって、心の声にも耳を傾けてみてください。
心は本当に正直です。そして、しんどさを感じたら、決して無理をせず、自分をいたわってください。

0