下で書いたとおり、次の曲が良いものであれば、「マイナス・ゼロ」というタイトルをつけてアルバムに収録する可能性があります。
これはどういう意味なのか。
私の最初の構想は、アルバムを作るなら全10曲にしたかったのです。しかし、現時点で揃っている9曲のマテリアルでもアルバムとして発表することはできます。
問題は、無理に10曲にする意味があるか解らないのです。内容はポップスとプログレッシヴ・ロックの狭間を揺れ動く私の作品集らしく、バラエティに富んでいます。一回聴いただけで子供が唄えるようになる解りやすいメロディの作品もあれば、実験的精神で作った曲もあります。重要なのは、曲数のコンセプトにこだわりすぎると、不必要な楽曲を含めてしまう可能性があるのです。私はいつでも自分が納得できる作品を作れるわけではないので。
かくして、現時点で揃った9曲でアルバムとして発表する可能性が高くなってきました。この状況は最初の構想から1曲少ないので、「マイナス・ワン」なのです。しかし、あと1曲で何かが補完される場合、その曲で最初の構想どおり、つまり「マイナス・ゼロ」になります。
ちなみに「マイナス・ゼロ」というタイトルは下の書籍からインスパイアされたタイトルです。この小説は近代SFでは世界的レベルの傑作です。タイムマシンという道具と人間ドラマをここまで上手に絡みあわせた作品を、私は他に知りません。未読の方は是非読んでみて下さい。
