6月29日
一部、二部入れ替え戦
決戦の日
昨年と同じく、朝から強い雨が地面を叩いていた。
昨年は何もできずに負けた。
負けたことを雨のせいにしていた。
自分たちが弱かっただけなのに。
負けるといつも何かのせいにしていた昨年。
今年は違った。全勝で二部優勝を成し遂げたことが
自信になっていたのかもしれない。
その日、今シーズンのゲームキャプテンは国外にいた。
新婚旅行だった。
負けたら、「俺がいないから」なんて言われかねない。
そのことを試合前みんなに告げると、
誰もが「確かに」とうなづいた。
そして、誰もが彼のためにという気持ちがあった。
チームはひとつになった。
もう恐いものなんて何もなかった。
試合開始から敵陣で優位に試合を進められた。
今年の武器であるセンターの外勝負。
しかし、一部のチームのディフェンスは
簡単には破れない。
時間だけが過ぎて行ったが、
不思議と焦りはまったくなかった。
0対0の壁を破ったのは、
FWだった。
昨年は、同じ相手にスクラムが崩壊。
しかし今年は違う。
スクラムは6:5でうちが上回り、
ラインアウトも安定。
そして、そのラインアウトから
トライが生まれた。
ゴールラインまで10m。
モールは動き出すと、止まらなかった。
昨年、力で負けた相手に取った一本。
もう負ける気がしなかった。
自陣でFW勝負をされても、
力と集中力で耐える。
耐えるのではなく、
ディフェンスで攻めて、そこからボールを奪取。
一気にトライまで持って行く強さがあった。
それは昨年までうちがやられていたプレーだった。
結果32対5で勝利。
今年ほど、試合をしていて楽しく、
負ける気がしなかったシーズンはない。
このチームでラグビーできることが
うれしくて仕方ない。
皆が同じ目標を持ち、
チームがひとつになったことが
チームを強くした最大の要因だ。
ジャージをもらった22人だけではない。
悔しい思いをしながら、チームを応援する
サポートメンバー。
毎回、遠くまでサポートに来ていただいている
平井さんをはじめナッシングの方々。
ガールズをはじめ、家族の理解、
応援があるからこそ、
今の武蔵野ラガーズは
あるのだとつくづく感じた。
選手代表としてお礼を申し上げます。
本当に本当にありがとうございます。
感謝しています。
そして、これからもよろしくお願いします。
3年前に二部降格してから目標に掲げてきた
一部復帰。
来年、また新たな戦いがはじまる。
先週、クラブ選手権の閉会式があり、
北村さん、夘城、天野が出席してくれました。
二部優勝ということで、賞状を受け取り、
一言あいさつをした夘城。

挨拶の内容は、祝勝会で聞きましょう。
来年はもっともっといいチームにしましょう。
いやぁ、今年は最高のシーズンだった。