新年おめでとうございます。
今日は成人式。
新・新潟市では9000名以上の新成人が誕生しました。
今年ははじめて朱鷺メッセでおこなわれました。
式では市長・議長の挨拶の後、新成人3名の「決意表明」。
そのうち1名は現役の防衛大生で、自衛隊の礼装姿で登壇。
力を込めて「愛国心」「国家の誇り」「社会への貢献」を強調。「皆さんには国家への誇りがあるか」と問い、「自分にはある」と断言。「皆さんも自分の周りのことだけでなく、国家のことを考えていただきたい」と発言。
思想的には対極にあるとはいえ、まだあどけなさも残る、あらたに社会の一員となった若者の発言を、僕は頭ごなしに否定はしたくはありません。
しかし、「国家」や「社会」の中身を問うことなく、無批判的に「誇り」を持て、というのはかなりの違和感を感じます。「個」の自立や確立を置いたまま「国家」「社会」が強調される風潮には警鐘を鳴らさざるを得ません。
日々厳しい訓練を積みながら、自らの拠りどころとなる「国家」に想いを馳せ続ける心情は理解します。しかし同じように防衛大で学ぶとしても、もう少し冷静に、さまざまな角度から国家の歴史、日本やアジア諸国の人々の関係史、周辺諸国との関係にも想いを馳せ学びながら、「立派な」大人へと成長されることを、心から期待したいと思います。私も偉そうなことはいえませんが・・。
本人に失礼な表現があれば、お許しください。