市政に直接関係無いものの国会で騒ぎになっている「偽メール」問題について、あまりにひどいのでひとこと。
ニシザワ某という奴は相当怪しい奴のようだが、国会を空転させた責任はあくまでその怪しい偽情報をもとに質問をおこなった永田議員、そして誰が考えても怪しい情報を信じて党として全面支援していた民主党幹部にある。ニシザワが直接国政に関わる重大犯罪を犯したわけではない。永田と民主党幹部は徹底的に責任を問われなければならないが、ニシザワに対しては被害を受けた武部氏やその親族が民事・刑事等で必要に応じて争うべきではないか。
民主党幹部は、今度は自分たちの保身のため自らニシザワの証人喚問に積極的な姿勢を示している。これは国政や国民生活にとって最も重要な論議をまたも放置することにつながる。
「偽メール」問題など、その辺にごろごろある政界周辺の怪しい情報のひとつに過ぎない。国会を空転させ、武部氏と親族に被害を与えたのは、あくまで永田議員であり民主党幹部だ。
しかし偽メールがそんなに重要なら、「大量破壊兵器がある」というアメリカの誤った「偽情報」を根拠にイラクに自衛隊を派遣した小泉首相の責任の方がもっともっと重大だ。
自衛隊が直接戦闘行為でイラクの人々を殺害する事態には至っていないものの、米軍の活動を支えている。そして緊張した情勢下におかれた隊員がすでに5名自殺しているとのことだ。自殺者5名ということは、もっと多くの精神ストレスや精神疾患を抱えた隊員がいるということだ。そして彼らには彼らを心配し支える必死の思いの家族もいる。
こっちの「偽情報」問題では、少なくない死者と、多くの病人と、多くの家族の心労を生んでいるのだ。永田議員も許しがたいが、小泉首相の責任はもっと厳しく問われなければならない。ニシザワを証人喚問するというなら、「偽情報」に責任のあるブッシュ大統領やアメリカの諜報機関担当者こそ証人喚問しろと言いたい。