「SAPIO」28日号に、日韓会談の際、韓国の李明博大統領から漏らされたという「日本の拉致被害者の生存情報」に福田総理は驚き、「拉致問題が進展すればボーナスを出すと北へ伝えてほしい」と李大統領に要請したという。
4日後に中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)を韓国に派遣して大統領府の金外交安保主席秘書官と会談させた。「拉致被害者の詳細な情報をもらうため」という。
このとき中山補佐官が横田めぐみさんの遺骨と称されて北が日本側へ提供したものを返却すると言ったとかで報道され、中山補佐官が立腹したとかの報道があった。
町村官房長官も打ち消していたが、まあそれはないだろう。
しかし、李大統領から漏らされたこの情報は福田を飛びつかせるものだったらしい。胡錦濤主席との会談でも仲介を要請したということだ。つまり、北との国交回復で実績を稼ぎたい福田には好機と映ったのである。
山崎拓、加藤紘一らの日朝国交回復議連らの動きも福田に連動したものであろう。アメリカ国務省とも通じる動きである。
こうして拉致問題は政治の道具に押しやられてしまいそうになった。これで国民が納得するかどうかであろう。

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