呑気呆恬のぶろぐ

 
 こちらは、呑気呆恬のホームページ「のんき庵」から飛び出してきた「ぶろぐ」です。巨大ポメラニアン「ももちゃん」の記事が多くなっていますが、色々な話題も取り上げていますので、右のカテゴリーから選んで、読んでください。
なお、以下に記述した内容(著作)は、引用したものを除きすべて著者、呑気呆恬に帰属しますので、無断での使用は禁止します。引用、リンクなどをご希望の方は呑気呆恬までご連絡ください。
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投稿者:TK
大変よく分かりました。

心筋細胞間の情報伝達を、どうしても説明することができずに困っておりました。ネクサスに関して、自分でも調べてみます。

姫足長虫取りスミレ、鉢がたくさんあっても花はいっせいに咲くかもしれませんね。ネクサスで繋がって(笑)、、、この場合はホルモンでしょうか。

ご指導、ありがとうございました。
投稿者:呑気呆恬
TKさま
ご訪問ならびに投稿ありがとうございます。
早速、ご質問にお答えします。
仰るとおり、同一の細胞膜上にあるイオンチャネルが影響しあって起こる「活動電位」は、細胞膜が連続していない隣接細胞へは伝わりません(伝導しない)。そこで、隣の細胞に興奮(活動電位のこと)を伝える(伝達という)ためにはそれなりの仕組みが必要ですが、目的に合わせて大きく二種類あります。
心臓のようにその臓器内の全ての細胞に興奮を拡げたい場合には、隣接している細胞と接触している細胞膜の部分に電気(実際にはイオンが通る)を通す穴(ネクサスと呼ばれる)があって、両方の細胞を連絡しています。詳細は略しますが、これで隣接している細胞の細胞膜が、あたかも同一細胞上の連続した細胞膜のように機能し、活動電位がどんどん拡がっていきます。「心筋」だけでなく、内臓や血管の「平滑筋」にも同様の機構が存在します。
もうひとつの方法は主に神経細胞にある「(化学)シナプス」と呼ばれるもので、「神経情報」を厳密に次の細胞へ伝える(伝達する)為に、とても複雑な機構を備えています。先ず「活動電位」を一度「神経伝達物質」と呼ばれる「化学物質」に置き換え、細胞外に放出します。「神経伝達物質」は細胞外液中を拡散して次の細胞に到達し、その細胞膜上にある「受容体」と結合して何らかの影響を与えることによって「情報」を伝達します。
ここでとても漠然とした表現をしたのは、それぞれのステップに様々な種類があるためです。例えば、「神経伝達物質」には様々な物が(時には複数混合で)使われていたり、受容体も同一神経伝達物質に対して受けとる場所によって異なる反応の引き起こす別種のものがあったり、隣接細胞との接触部位が密接で一対一対応に固定化した構造を持つもの(シナプス)や、若干離れた複数の細胞に影響する(バリコシティ)など、大変バラエティーがあります。神経組織では、このような多様性を組み合わせることによって、単純な伝達から「演算」と呼ばれる情報処理が可能になっていると思われます。

とても大雑把な説明ですが如何ですか?
投稿者:TK
愛らしい花を見ていると、気持ちが和んでまいります。ひとつの鉢の植物の花が同時に咲くのも、イオンチャンネルがいっせいに開くのと似ているような気が致します。

さて、イオンチャンネルによる情報伝達に関して質問がございます。同じ細胞上の何百万というチャンネルが、なぜほぼいっせいに開口するのかは、呑気呆恬先生の説明で大変よく分かりました。でも、その次々と脱分極してゆく情報が、どのように隣の細胞に伝えられるのかが、いまだによく分かりません。細胞膜で隔てられている隣接の細胞へ、膜電位の変化は如何に伝達されるのでしょうか。

ご指導いただけますよう、お願いします。

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