桜の花にメジロが集団でやってきた。
メジロはたいてい1−2羽で活動するはずだが。
目の周りが白く、全身鶯色で、小型のすずめ程度。小さい。
鳴き声はこちら
参考資料:メジロのうんちく
メジロ出典:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
メジロ
種の保全状態評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
画像:Status iucn3.1 LC.svg
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 鳥綱 Aves
目 : スズメ目 Passeriformes
科 : メジロ科 Zosteropidae
属 : メジロ属 Zosterops
種 : メジロ Z. japonicus
学名
Zosterops japonicus
Temminck & Schlegel, 1847
和名
メジロ
英名
Japanese White-eye
亜種
本文参照
メジロ(目白、学名 Zosterops japonicus)はスズメ目メジロ科の鳥である。
大分県の県鳥に指定されている。また 2007年までは50円切手のデザインのモデルになっていた。 [2]
目次
[非表示]
* 1 形態
* 2 分布
* 3 生態
* 4 Sibley分類体系上の位置
* 5 亜種
o 5.1 日本国内で見られる亜種
o 5.2 日本国外で見られる亜種
* 6 日本人とのかかわり
o 6.1 ウグイスとの混同
o 6.2 観察
o 6.3 鳴き合わせと密猟
o 6.4 慣用句
* 7 写真
* 8 参考文献
* 9 関連項目
[編集] 形態
全長12cm前後で、スズメよりも小さめ。緑がかった背と暗褐色の羽を持ち、雌雄同色。目の周りの白い輪が特徴であり、名前の由来ともなっている(なおメジロ科に属する鳥は英名でも "White-eye" と呼ばれ、また中国語名では「繡眼鳥」と呼ばれ、やはり名前の由来となっている)。
日本で見られる野鳥の中では、ミソサザイ・キクイタダキに次いで最も小さい部類に入る小鳥である。
[編集] 分布
東アジア(日本、中国、朝鮮半島、台湾、海南島)から東南アジア(ベトナム、タイ、フィリピン)にかけて分布する留鳥または漂鳥。
日本では冬季の寒冷地を除く全国で、低地から山地にまで広く分布する。
なお、それ以外の地域で見られるものは、主にペットとして、あるいは害虫駆除のためにつれてこられたものである。
[編集] 生態
食性は雑食だが、花の蜜や果汁を好み、育雛期には虫なども捕食する。
花の蜜を大変好むため花期に合わせて行動し、春には好物の花の蜜を求めて南から北へと移動するものもいる。特に早春は梅の花に群がる様子がよく観察され、「チー、チー」という地鳴きで鳴き交わす様子がよく観察される。
非繁殖期は山地から平地に移動し、群れで行動することが多く、カラ類と混群を形成することも多い。繁殖期は番いで分散し、2羽で鳴き交わしながら花から花へと飛び回る様子がよく観察される。睡眠時は群れ全体でかたまりとなって枝にとまる習性があるため、夕暮れ時になるとかたまりの中心にわれ先に割り込もうとするメジロの姿を観察することができる。
[編集] Sibley分類体系上の位置
Sibley-Ahlquist鳥類分類
鳥綱 Aves
スズメ目 Passeriformes
スズメ亜目 Passeri
スズメ小目 Passerida
ウグイス上科 Sylvioidea
メジロ科 Zosteropidae
[編集] 亜種
[編集] 日本国内で見られる亜種
メジロ
Zosterops japonicus japonicus Temminck & Schlegel, 1847
北海道、本州、四国、九州、佐渡、隠岐、対馬、壱岐、五島列島に分布する。
シチトウメジロ
Zosterops japonicus stejnegeri Seebohm, 1891
伊豆諸島(伊豆大島から鳥島まで)に分布する。また南鳥島にはかつての住民により移入されたものが生息する。
イオウジマメジロ
Zosterops japonicus alani Hartert, 1905
硫黄列島で確認されている。
ダイトウメジロ
Zosterops japonicus daitoensis Kuroda, 1923
南大東島、北大東島に分布する。
シマメジロ
Zosterops japonicus insularis Ogawa, 1905
種子島、屋久島に分布する。
リュウキュウメジロ
Zosterops japonicus loochooensis Tristram, 1889
奄美大島以南の南西諸島に分布する。外見の特徴が亜種メジロと亜種ヒメメジロの中間。
[編集] 日本国外で見られる亜種
ヒメメジロ
Zosterops japonicus simplex Swinhoe, 1861
中国、香港、台湾、ベトナム北部、タイ北部に分布する。眼先や前頭部、背などが黄色がかり、胸部が灰白色である。要注意外来生物
ハイナンメジロ
Zosterops japonicus hainanus Hartert, 1923
海南島に分布する。
キクチメジロ
Zosterops japonicus batanis
台湾南部の離島およびフィリピン北部に分布する。
※ チョウセンメジロ(Zosterops erythropleurus)は別種。
[編集] 日本人とのかかわり
[編集] ウグイスとの混同
ウグイス#メジロとの混同も参照
前述のとおり、メジロは梅の花蜜に目がなく、早春には梅の花を求めて集まってくる。また比較的警戒心が緩く、姿を観察しやすい。
いっぽう、梅が咲く頃によく通る声でさえずりはじめるウグイスは警戒心がとても強く、声は聞こえど姿は見せず、薮の中からめったに出てこない。またウグイスは主に虫や木の実などを食べ、花蜜を吸うことはめったにない。
両種ともに春を告げる鳥として親しまれていたこともあってか、時期的・場所的に重なる両種は古くから混同されがちであった。古来絵画にある「梅に鶯」の主題を見ても、「梅に目白」を描いてしまっている日本画家も多い。
また、そのウグイスとメジロの混同を示すものとして「鶯色」がある。ウグイス色と言った際に、ウグイスの灰褐色(オリーブ色に近い)を想像する人もいれば、メジロの緑色に近い色を想像する人もいる(旧国鉄の黄緑6号など)。
[編集] 観察
メジロは甘い蜜を好み、また里山や市街地でも庭木や街路樹などの花を巡って生活している。そのため昔から人々に親しまれた鳥である。現在も、切った果物や砂糖水などを庭先に吊しておくことでメジロを呼ぶことができ、野鳥観察において馴染み深い鳥の一種である。
またメジロは比較的警戒心が緩く、頻繁に鳴き交わしつつ群れで行動するため、慣れた人だと口笛で(歯笛の感覚で吹く)仲間がいると思いこませ、群れを呼び寄せることもできたという。
かつては、メジロを飼うことが子どもたちの間ではやっていた事もあったが、現在は一般には禁猟となっており、飼育も禁じられている。
[編集] 鳴き合わせと密猟
メジロは良い声で囀るため、江戸時代からメジロを鳴き合わせる(競争)道楽の対象となっていた。
西日本を中心に鳴き合わせの「愛鳥会」があり、鳴き合わせの会を行っている。よく鳴く個体は「横綱」などの称号が与えられ、高値で取引される。「飛びッ子」、「新子(しんこ)」などと呼ばれる巣立ち直前の個体がよいとされる。かすみ網で捕獲し、オスの個体だけを残し、さえずらないメスの個体は殺してしまう。
こうした事態が野鳥の乱獲による生態系破壊や種の交雑などを引き起こしている問題を受け、鳥獣保護法による規制が強化され、現在は特定の場合を除きメジロの捕獲および飼育が禁止されている。
ところが、鳥獣保護法では日本国外で捕らえた野鳥の輸入とその飼育を禁止していないため、中国などから亜種ヒメメジロなどを輸入し、日本国内で密猟したメジロに輸入証明書を付けて販売する悪質な業者と、それを買い求める者が現れて、問題になっている(不要となったヒメメジロは日本国内で放されたり、殺されたりしているといわれ、種の交雑や倫理的な問題も懸念されている)。 [3]
その対策として、日本野鳥の会など野鳥保護団体が設立した全国野鳥密猟対策連絡会(密対連)[4]では、販売店や密猟の実態調査、亜種ヒメメジロ(Zosterops japonicus simplex)との見分け方を示したパンフレットの制作・頒布といった啓蒙活動を行っている。また環境省(制作は山階鳥類研究所)でも同様のパンフレットを用意するなど対策に当たっている。
なお、亜種ヒメメジロは眼先や前頭部、背などが黄色がかる、胸部が灰白色である、といった特徴から概ね判別できる。 [5]
また、同様の密猟事件はウグイスやホオジロなどでも起きており、一部の人間の身勝手な行動による生態系破壊や倫理的な問題が懸念されている。
[編集] 慣用句
目白押し
目白押し
目白押し
込み合っていること、物事が多くあること。メジロがお互いに押し合うように、ぴったりと枝に並ぶことからいわれる。