戊辰(ぼしん)戦争で
会津が勝利した。と言っても、
焼き鳥の
長さのことである。
4月13日、
「やきとり長さ世界一挑戦イベント」が
福島県会津若松市で開催され、地元の
養鶏関係者が
20メートル85センチの
世界一長い焼き鳥作りを成功させた。これまでの最長は、昨年
山口県長門市で達成された
20メートル71センチ。今年は
戊辰戦争140周年で、長門市の
記録更新を目指していた。
この試みは、
会津若松市や
会津養鶏協会などでつくる
実行委員会が企画。今年3月、
長門市に
「世界一の記録を奪還する」と
挑戦状を送っている。
この日は
42人が焼き手として参加。強度のある
竹くしに会津地鶏
約22キロを刺し、特産の
会津山塩と
炭で
約350人分の焼き鳥が焼き上がった。巻尺で計測の結果、
世界新記録が宣言されると観客から大きな歓声が上がった。
<参照> Yahooニュース(4月13日18時0分配信 時事通信)より
折りしも、会津では戊辰戦争での
若松城明け渡しに関する
TBSのクイズ番組の
謝罪放送があったばかり。当然ながら、
世界記録更新にも力が入ったことだろう。そればかりか全国的にも注目が集まったはずだ。
会津養鶏協会(武田瑞也会長)や
会津若松観光物産協会などで構成された
「会津地鶏の地場産品振興」実行委員会(関沢好春委員長)が企画したものだが、
長州が相手ならば知名度も抜群で、
会津地鶏の存在を知ってもらうには絶好の機会であったことは間違いない。
3月中旬に事務局職員が
陣がさ、
かみしも姿で
長門市に出向いたことはニュースで
トリ上げられ知っていた。
「世界一の記録を奪取する」と
挑戦状をたたきつけたわけだ。もともと、福島県
川俣町が
「川俣シャモ」で
記録(10メートル?)したものを、
長門市が
「長州どり」で王座についていたのである。
今年は
戊辰戦争から
140周年に当たることから、長門市の記録より
140ミリ長い
20.85メートルを目指してきたが、見事に達成された。
焼き上げた後、持ち上がらないと記録認定とはならない。長いだけでなく肉の重みを支える一定の強度も求められる。
会津地方では長い竹が見つからなかったので、
和歌山県日高川町から
約23メートルの竹を取り寄せたという。良質の材料も揃い、
破竹の勢いだったということか。
ただ、記録を破ったからと言って、
「長州征伐」を果たしたなどと喜んでいただきたくはない。
会津地鶏の生産向上、生産販売に少なからず貢献できたことを誇りにするだけでいいだろう。
菅家一郎会津若松市長は
「会津地鶏をブランドとして売り込みたい」と話している。また、立ち会った
松林正俊長門市長は
「140年の節目に記録が誕生したことを一緒に喜びたい。これを縁に焼き鳥文化を広めていきたい」と称えている。
くしが
鶏持つ?縁で
山口県との交流が深まることを願いたい。

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