1年中を通して
クモの巣を見ないことはないが、
小屋や車庫の軒先に
クモの巣が張ってあるのが目に付くようになった。
クモは
粘りのある糸を張って
獲物を捕まえる。ところで、
クモ自身が脚をとられ、動けなくなることはないのかと思ったことはないだろうか。どこでもスイスイ動き回っているのが不思議なくらいだ。
これは、クモの巣の糸には、
粘着力のある部分とそうでない部分があり、くもはそれを良く知っているらしい。クモは巣の
中心部にいるが、その部分の糸には粘着力がない。さらに、中心から
放射状に伸びている糸にも粘着力がない。
粘着力があるのは、円を描いている横糸だけで、クモは移動するとき、
粘らない糸だけを選んで歩くのだという。
しかも、クモの脚には
脂肪質の物質が分泌されていて、その脂肪質が
脚を保護し、粘る糸に触れてもくっつかないようになっている。巣の上で、引っ掛かった獲物と格闘しても、粘る糸に脚をとられることはないわけである。
<参照> 「今さら他人には聞けない疑問650」エンサイクロネット編(知恵の森文庫)光文社発行より
どのようにして張ったのかと思うくらい
距離がある糸を見たことがある。クモは
風に乗って遠いところまで
長い糸を掛けるらしい。
クモは
中心部で獲物を待っているとは限らない。以前、
端の方に止まって獲物を待ち構えているのを見たことがある。今度じっくり
観察でもしてみようかと思うが、きっと
箒(ほうき)で払うのが先になるだろう。それとも
放棄する?

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