ビールが美味しい季節になってきた。と言っても、筆者は
アルコールの中でも、
1年を通してビールを欠かしたことはない。ビールの栓を抜くとき、
王冠の
ギザギザの数を数えたことはないだろうか。これはどのメーカーも
21個と決まっているらしい。果たして何故なのか。
この王冠は19世紀末に、イギリスの
ウィリアム・ペインターという人が発明したという。彼はビールの
炭酸ガスが抜けない栓を作れないものかと研究を重ね、その結果、王冠に
21個の
ギザギザをつけることを考案した。
「物を固定するには、2点、4点よりも3点で支える方が安定する」という
力学の常識が基本にある。だが、
3ヶ所だけではすぐに炭酸が抜けてしまう。そこで
3の倍数である
21個のギザギザを作ったところ、うまくいったらしい。
その後、各ビールメーカーでは、
ギザギザの数を増やしたり減らしたりと
試行錯誤を繰り返したが、
21個を上回るものは作れなかったという。
<参照> 「今更他人(ひと)に聞けない疑問650」(知恵の森文庫:光文社発行)より
これだけは、
3の倍数であっても
アホどころではない。今度ビールの栓を抜いたときは、グラスの手を休めギザギザの数を数えてみてはいかがだろうか。
チェッカーズの
「♪ギザギザハートの子守唄ー」は関係ないが、
チェックしてみても損はなさそうだ。
蘊蓄(うんちく)のひとつとして、
宴会などで話題にしても興ざめすることもないだろう。、ただビールは栓を抜いたときが1番美味しい。
気が抜けたビールほどまずいものはない。
ギャグも薀蓄も出すタイミングが肝心。機を逸すると、気が抜けたビールと同じ扱いにされてしまうので気をつけたいもの。