「黒部峡谷トロッコ列車と白川郷・五箇山旅行記(1)」
旅行・行楽
今年の
九十回旅行は
6人の参加で行われた。やや少ない
参加者(M会長、K副会長、O会計、Wさん、Tさん、エンピロ)ではあったが、
タビックス福島の
メルシーツアー「黒部峡谷トロッコ列車と白川郷・五箇山2日間」に参加させていただいた。
一昨年も
タビックスジャパンにお世話になり、
知床・阿寒湖など
道東方面(2泊3日)に行ってきた。最近はタビックスがやたらと多い。先週職員会で行った
沖縄旅行もタビックスであった。何か縁があるのだろう。
あくまでツアーであるから、参加者はいくつかのグループの集まりである。9人の女性グループを筆頭に、我々の6人など、全部で
7グループ29名の参加者であった。県内の
伊達市、
須賀川市、
白河市など多方面からの参加者で、旅行会社の送迎関係も容易ではなさそうだ。我々
会津は最後の乗車となり、朝はゆっくりで帰りは早い到着となる。伊達市、白河方面では出発時間は
1時間30以上違うことになる。
57メートルの
会津慈母大観音像が聳え立つ
「会津村」の駐車場に
8時までに集合待ち合わせ。まもなくバスが到着し、威勢のいい声を上げて
女性の添乗員が降りてきて挨拶をする。ここからは、我々の他に夫婦連れの2人が乗車した。これで
全員集合である。
磐梯河東ICから
磐越道に上がり、先ほどの
添乗員の
Tさんが挨拶を始める。まだ
20歳代であろうが、若い人には珍しく方言丸出しで話すのである。
会津弁とは違った訛りなのだが、聞いていて嫌味を感じない。話が長くなっても客が飽きることはない。筆者が彼女の
写真を撮ろうとすると
「殿!高いですぞ!」とつっ込みを入れる。これで参加者は緊張がほぐれたはずである。
今回お世話になったのが、福島県境に近い
茨城県大子町にある
「(有)大久保観光」。筆者も初めて耳にしたのだが、
ガイドの
Uさんに尋ねて初めてわかったのだ。。タビックスも少しでも
コスト抑制を図るべく
企業努力をしているのだろう。
規制緩和により、バスを扱う会社が多くなったのである。今は
観光バス会社も
戦国時代の様相を呈している。白河方面の客が多かったことも
「大久保観光」に白羽の矢が立ったのかも知れない。
Uさんは恐らく観光バス
ガイドOBで、大久保観光に雇われているのであろう。こちらも居眠り半分の客を相手に、休むことなく熱心に案内をしてくれた。
今回のツアーコースは、バスでも
移動時間がやたらと長い。しかし、高速道路の延伸で、遠いところまで行けるようになったものだ。20年前までは、
石川県能登半島や
岐阜県白川郷方面などに1泊2日などというコースは有り得なかったのである。
「黒部峡谷トロッコ列車」は初めてだったので、ずっと楽しみにしていた。バスは
午後0時30分過ぎに
宇奈月駅前に到着する。夏休み最初の休日しかも
3連休とあって、宇奈月駅前はあふれるほどの
観光客でごった返す。
1時11分発欅平行きに乗る。
普通運賃なので背もたれのないイスに4人掛けで座る。
別料金を出せば、ガラス越しの車両など
特別席に乗ることもできる。
トロッコ列車なので、
「普通席の方がスリルを味わえて面白そうだ」などと書けば、
負け惜しみに聞こえるだろう。
終点
欅平までは
約20kmで
1時間22分の旅。青々とした山々を眺め、
黒部川のせせらぎを聞きながら登っていく。途中には残雪も見えた。メンバーの
Wさんは
「山菜採りに来る人がいっかもな」と話したが、
中部山岳国立公園内であるから、恐らく山菜採りは不可能だろう。
2時30分過ぎに
欅平に到着。ここでの休憩時間は
25分足らず。悲しいかな
ツアーの泣き所?ゆっくり散策する時間などないのである。さらに、
展望台に上がっても、歓声が上がるような景色は現れない。ここは
標高が約600m。
3000m級のアルプスの山々が全く見えないのである。
「立山黒部アルペンルート」からみれば、
眺望で見劣りするのは止むを得ないところか。ちょっとがっかりしたのは筆者だけではなさそうだ。
慌しく写真を撮ったりしながら、
3時19分発の列車に乗って帰路に着く。帰りもほぼ同じ時間列車に乗っていたのだが、帰りは随分早く感じた。
元々、電力会社の資材運びや作業員の輸送専用鉄道だったのだが、
昭和46年(1971年)「黒部峡谷鉄道」として現在に至っているという。これだけの観光客が訪れるのだから、
宇奈月温泉はありがたいことだ。富山県で温泉と呼べるところは宇奈月温泉しかないらしい。
宿に向かうとき、
添乗員の
Tさんが、
部屋のキーの開け方を手振りを入れて説明をする。
カード式なので、
開けられない客が必ず現れることを想定しての説明である。言葉巧みに
笑いをとるしゃべりはまさに
ピン芸人にふさわしい。宿泊先である
「ANAクラウンプラザホテル富山」には5時45分ごろに到着。
ツイン部屋の割にはやや部屋が狭かったが、各自シャワーを浴びて、しばしの間くつろぐ。
6時45分からホテル内レストランで予約しておいた
バイキング料理(3,150円)で夕食。
料理、デザート等の品数も十分で、それぞれが好きな食べ物をとり食事を楽しんだ。飲み放題の設定はなく、Tさんは
日本酒で残りの人は
細いグラスに入った
ビールで乾杯。
宴会でないので、他のツアー客と懇親を深めることができないのは残念であったが、それぞれが食事とアルコールに
満足して床に着いたようだ。

お世話になった大久保観光バス
ピン芸人の女性添乗員Tさん。福島訛りのトークはいくら聞いても飽きることはない。ルックスもいいのだが、公開できないのは残念。

観光客でごったがえす宇奈月駅前

黒部川の清流を眺めながら登っていく。

自然の空気を吸いながらのトロッコ列車が1番

欅平展望台から奥鐘橋を眺める。
欅平で記念写真に収まる九十回メンバー
休む間もなく観光案内をするガイドのUさん。
ホテルでのバイキング夕食。ステーキがなかなか焼けず待ちぼうけ?