「温暖化対策は『美しい星50』 首相、サミットで表明へ」(asahi.com07年05月24日21時46分)が載った。
「安倍首相は24日、地球温暖化対策に世界全体の参加を呼びかける戦略『美しい星50』を発表した。2050年までに全世界の二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を現状から半減させることを世界共通の目標として掲げ、ポスト京都議定書となる13年以降には米国、中国、インドなどすべての主要排出国が参加できる枠組みづくりを提唱した。同議定書で日本が12年までに90年比で6%削減するとした目標の達成に向け、計画を見直す考えも示した。・・首相は排出量削減のための長期戦略として、50年までに半減するとの数値目標を提案。これを実現するため、経済成長と排出削減を同時に追求できる「革新的技術の開発」や「低炭素社会づくり」を掲げ、原子力発電技術の安全で平和的な利用拡大などを挙げた」と。
「参院選へ好印象狙う」(朝日新聞5月25日付け朝刊)という見出しが眼に映った。この中で、「同じ『50年半減』でも、今回の提言が現状と比べてなのに対し、EUは1990年と比べた削減を訴えている。世界の排出量は90年から24%増えており、まだ甘い目標とも言える。・・提言が触れた革新的な技術開発などで追いつく見通しもない」と批判している。
たとえ、参院選に狙いを付けても、素晴らしい提案なら私も支持したい。ものを深く考えられない安部首相であるが故に、様々な技術開発による温暖化防止は良いが、単に「低炭素社会づくり」にだけ眼が行っているとしたならかなり危険な状況である。これらの記事から、安部首相の背後に原子力に強い日立等の大企業が言わしているのではないかとさえ感じる。
要するに、世界中を原子力発電に任せれば、CO2削減に成功する。ただし、
放射能が地球上を汚染することになり、「美しい星」ができあがる。
最近の日本の周りの海水温度が世界の平均値より高いのは、原子力発電所が必要な冷却用海水を取水口から取り入れ使い終わった水を放水口から排出することが原因と言う人もいる。女川原子力発電所1号機はこの復水器出入口における冷却用海水温度データについて、温度差の計算値が7.0℃を超えた場合、計算機上の温度差は7.0℃となるよう、不適切なデータ処理を行っていたことが昨年末に確認されている。
温度差が7.0℃もあったら、普通以上の海水温の上昇が納得できる。
1年間稼動した原子力発電所に地震等による事故が起きたとき、標準的規模1基でヒロシマ型原爆1200発の死の灰を放出する。ただし、事故がなくても海水温を上昇させ、サンゴの白化現象を作り出し、そこに棲む生命に多大の影響を与える。これが私たち人間に環境異変としてかえって来る。
企業は勿論のこと、私たちも節電を実行し、原発や六ヶ所村の再処理工場に税金を投入させない仕組み作りに踏み込まないといけない。
残念ながら日本経済新聞も朝日新聞も、今回の記事の中で原発の危険性については触れていない。
情報の不足を大手メディアに求められない現状で、地方新聞やブログの情報が大きい。その意味でもブログの
関係性によって、地方新聞の情報も得られる素晴らしい媒体を手に入れたと思う。

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