数週間前に大学の先輩(I氏)に会い、趣味のこと、健康のこと、政治のこと、経済のこと、そして、ビジネスについて昼食を取りながら語り合った。
私が色々とつまずいている時に話を聞いてもらい、率直な意見から次の一手の参考にさせてもらう掛替えのない先輩である。既に定年退職し、社会をジッと見る眼は鋭いと感じる人である。
そこで、こんな話が飛び出した。その会話を簡単に整理する。
I:小泉・安部政権は新自由主義に突っ走りながら「教育基本法」を変え、「靖国」を重んじ、なおそれを国民に押付ける方策として、「憲法改悪」に突き進んでいる。Morichanさんはどう思うんだ。
M:海外輸出で利益を上げている、もしくはこれからも上げたいと画策している大手輸出企業にとって、「靖国」に堂々と参拝する政権を応援し切れないのではないでしょうか。海外侵略した日本のイメージをいつまでも引き摺ることになりますからね。
I:でも、大手製造業は「憲法改悪」に賛成してるじゃないか。
M:それは意味が一つ違っていて、アメリカの後を追いながら世界戦略を応援し、軍備という市場を新たに獲得したいからだと思います。それに、商売人という眼から見たとき、支払がシッカリしていて値引きを言わない相手は最高です。軍からの支払は全て国民から搾り取ったものですからね。その意味でも、北朝鮮の動きは有り難いと思いますよ。いつ日本は攻められるか分からないという風潮を金にできるんですから。
I:それは間違いないでしょう。でも、権力は献金を期待し、大手企業の意向を重視するので「憲法改悪」では一致するのでしょうが、「靖国」を持ち出すと企業が特にアジアで動き難いです。過去の侵略や慰安婦問題を否定する自民党=権力では大手企業も扱い難いと思います。
M:でも、自民党の集票マシーンとなってきた「靖国」派を無視することはできないでしょう。
I:ところが、この「靖国」派は老齢化が進み、この先利用価値が減ってきているので、切り捨てる政権に変わる可能性がある、と私は読んでいるのだが。
Morichanさんがブログで「愛国心」や「靖国」に対しての“下品”とか“気持ち悪い”とか“胸糞悪い”という言葉は「靖国」派を無視する政権になればなくなることになるよね。
M:まさに、経済と軍事主導のアメリカと同じになるということですか?。
I:そう、経済と軍事主導で金と結び付く政権ということになります。それに文句を言わせない国民思想管理ための「改定 教育基本法」であり「愛国心」や「国歌・日の丸」だと思うんだが。
M:要するに、自民党政権が「靖国参拝」をしない、「海外侵略」や「慰安婦問題」を素直に謝ってしまう。そして、憲法だけを改悪し大手企業と手と手を完全に取り合う政権にする、ということですか?。
世にも恐ろしい話ですね。場合によっては改憲派が増える可能性もあるかもね。
I:それに、「海外侵略」や「慰安婦問題」を素直に謝って、若干金がかかったとしても彼らの腹は痛まない。所詮、庶民からの税金で、滞納する者は刑務所に送るだけだよ。
こんな会話を思い出し、松岡前農水大臣の自殺やロッキード事件を考えると、
税金の私物化や大企業との癒着を本望とする権力構造、そして国家・国民のためと称して、懐に金を入れる政党はどれだけ恐ろしいかを感じさせる。
権力との
関係性をどんな場面でも断ち切りたいと願う毎日である。

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