(中−3のつづき)
(副題:市場・環境・貧困・農漁業)
また、「貧困の中身」(ブログ「関係性」10月2日付け)は、7月のOECD(経済協力開発機構)報告の日本の貧困率が先進国で二位になったことの記事であった。そして、高齢者、病人、生活保護者への差別の風が一層強まっていることを整理したものであった。
これへの「仙台のくまさんです」からのコメントを基に、私の返答コメントを整理してみた。
仙台のくまさんです:はじめまして、仙台のくまさんです。
なぜ失業者が出るか??産業間の労働報酬の差がつくことによって起きてきます。日本の場合、失業者0の時の農家一人当たりの労働報酬にちかづけますと失業者が減るようですよ?ちなみに食料の価値観を家計費の割合で高めてゆきますと失業者が減り起業率が高まるようですね??。。。
仙台のくまさんです:初めてで失礼と思いましたが素晴らしいコメントを述べられる方がおりますので続きをコメント書き込みさせていただきます。。。。。皆さんここに着眼点を持って欲しいですね?。。。。工業製品は作るだけ作りきりますと耐用年数分失業者が出ます。しかし食料は人口当たり孫末代まで一定であることを皆さん尺度を持つべきと思いますがどうでしょうか皆さん!!!?。。。
morichan:仙台のくまさん、こんにちは
はじめまして、コメント有難う御座います。
確かに、工業を中心に考えますと、貧困化は進むと思われます。それに、土地や空気という環境を悪化させながら工業化が進んだのですから、金銭を越えた社会的損失も同時に被っていることになります。
その点、農業や漁業では社会的損失が低いため、長期に経営することができる利点が大いにあります。地道に働き地道に食う、これへの道を探る必要があると思います。
ただし、農漁業でも機械化と大量生産型が進展し、「耐用年数」の問題も起きています。同時に、環境問題(遺伝子組み換え、養殖による薬品多用)も無視はできません。
仙台のくまさんです:morichanさん、返信コメントありがとうございます。
農業界でも耐用年数の問題はあるようです。これは機械を生産する側で常に考えておかなければならない問題です。経済のバランスを保とうとしないから以下の現象が起きるのです。遺伝子組み換えとか農薬の多様は食料の価値観が低く抑えられてるからです。食料の価値観を家計費の割合で上げてゆきますと遺伝子組み換え、とか養殖による薬品多用が少なくなるはづですよ?。。。要するにこの国はバランスを崩してまで金儲けに奔走してることによってこの国の状態を形成しておるようですよ??
morichan:仙台のくまさん、こんばんわ。
「この国はバランスを崩してまで金儲けに奔走してる」は事実です。そして、この背後に「経済格差」があり、下層が増え続けています。この人たちは最低限の食費に費用を当てます。すると、より安い食品として遺伝子組み換えや薬品多用を買わざるを得ません。安全な食品は間違いなく高価ですから。
この安い食品を開発して、市場のシェアを高めて利益を増加させようとする企業の行動がここにあります。まさに、資本主義の行き着く先です。
解決策:@「経済格差」をなくし、下層の人でも高い食品も食べられるようにすること。A国を挙げて、無駄な食べ方(野菜のヘタや皮を捨てる、残飯を捨てる)をなくし、腹8文目で生活すること。
以上2点を実行できれば、農・水産物についての企業競争はかなり減り、農・水産業従事者の作る意欲が増し、受給率も上げることができると思います。
仙台のくまさんです:morichanさん、すばらしい、返信コメントですね!。。。良く考えられておるようですね。私もmorichanの尺度は常ずね考られることではないかな!とは半信半疑思っておりましたが、まさか、ここで回答受けるとはおもいませんでしたね!今国内ではいろんな問題が起きてますがそれを解決するためには農業問題を解決しなければどうにもならないですよ??素晴らしい尺度をお持ちで寸ね!、morichanさん!。。。。
仙台のくまさんです:私は全くの素人ですし、肩書きも無い現場で生きる人間です。現在57歳ですが52歳の頃からいろいろと生活の中で気づいた点があります。気づいた点の私のコメントが以下のサイトに書き込まれておりますので、もしよければ、読んで頂き、検討され、問題解決の糸口になれば幸いです。。。。。。。@
http://wanderer.exblog.jp/tb/3620635.。A
http://wanderer.exblog.jp/tb/3629034。。B
http://wanderer.exblog.jp/tb/3638238。。C
http://wanderer.exblog.jp/tb/3921891。。D
http://wanderer.exblog.jp/tb/3953601。。E
http://wanderer.exblog.jp/tb/4007101。。F
http://wanderer.exblog.jp/tb/4198276。。。。。問題解決の糸口を見つけていただきましたら幸いです。。。仙台のくまさんですより。。。。
(残念ながら、上記の@〜FはどれもmorichanのPCでは開きませんでした)
morichan:仙台のくまさん
返事が遅くなり、申し訳ありません。
全ての基本は農業と漁業にあると思います。ですから、地方の大事さがあり、環境保全にもコンクリートで固められない地方が必要です。
しかし、川も海も護岸工事や港作りと称して、コンクリートで固められ、中には原発の誘致まで受け容れてた地方まであります。
「経済格差」だけでなく、「地域間格差」まで進められ、都会のリタイアした人たちが美しい緑と美味しい水を求めて地方への転居さえ危ぶまれています。
子どもや年寄りが安心して暮らせる地方が大事です。
この口惜しさを何とかしないといけないと思います。
以上がunaさんや仙台のくまさんとのコメント対話です。マグロについての直接的議論ではないが、市場や環境や貧困や農漁業について意識を深めた対話であったと自負している。この市場・環境・貧困・農漁業の総体として捉えない限り、「マグロの取り合い」での国家間競争や企業の行動に乗ってしまう恐れがある。
今こそ、自分自身の生き方を見つめ、お金や不動産および企業の在庫や設備という「見える資産」ではなく、人間関係や環境という
「見えざる資産」の価値の大きさに気付く必要がある。
仕事に出かける朝毎に四季折々の草木や花に接し、食事毎に四季折々の野菜や魚を食べ、農水産物の生産者と接する機会を持ちながら環境や農漁業を学ぶ、地方の大事さを学ぶ。
このような中で、社会のあり方を深く追求する大人たちを見て子供たちは育つ。
しかし、現状は全く逆の方向性を持っている。国家管理の下で、大企業の私利私欲が大手を振って闊歩し、貧困層を大量に作り出し、薬剤の入った大量生産の加工品を蔓延させ、地方の農・漁業を切り捨て、庶民の批判能力を希薄にさせてきた。そして、国家が庶民の心にまで手を入れ、庶民の意識さえ薄れさせようと試み始めている。
このような国家と決別しようとする庶民との
関係性だけが希薄しかけている意識を取り戻す。この人間関係という「見えざる資産」だけは国家に邪魔されたくない。
それだけに、「改正教育基本法」や「共謀罪」は「見えざる資産」さえ庶民から奪うものである。

0