2006年は「
命」で2007年は「
令」が今年の漢字になる。
「防衛省発足、早々に『今年の漢字』を書けば・・・=はちのじ・やすひこの漫画」(朝日新聞1月13日付け朝刊)が載った。昨年はお坊さんが「命」の大事さを書いたにもかかわらず、今年になって軍人が「令」を付け加えた強烈な2007年を表現した風刺画である。
言葉にはない凄さを表現できる漫画家に拍手である。
同じ面に
「9条、『理想論』で悪いのか」(平川克美リナックスカフェ社長)が腑に落ちる論理を提示している。
護憲派:「広島、長崎に被爆の体験を持つ日本だからこそ、世界に向けて武力の廃棄を求める礎としての現行憲法を守ってゆくべきであると主張」
改憲派:「昨今の国際情勢の中で国益を守るには戦力は必須であり、集団的自衛権を行使できなければ、国際社会へ応分の責任を果たすこともできない、と主張」
そして、平川氏は国益として、戦後60年間一度も戦闘の犠牲者をだしていないという事実は「確かなこと」と述べ、「憲法は・・変転する現実の中で、政治家が臆断に流されて危ない橋を渡るのを防ぐための足かせとして制定されているのである。当の政治家が、これを現実に合わぬと言って批判するのはそもそも、盗人が刑法が自分の活動に差し障ると言うのに等しい」と。
様々な護憲論理があるが、ここで言う「盗人」論には新しい輝きを示す言葉の凄さを感じる。
新聞の事実報道の歪曲や御用記事の問題が多数報告されている中で、
言葉でも漫画でも写真でも表現できる新聞の役割は重要だと感じるし、それを大事にし、その記事との
関係性を深めてブログ化によってこれからも広めていきたい。