私の母は特別養護老人ホームに入って3年が経ち、90歳になりました。私の女房も兄弟もとても母を理解し、認知症が進むに連れてその対応を変えています。
そして、社会に出ている私達は一時母のことを忘れ、仕事に夢中になっています。それぞれの休日に会わせて、母に会いに行き、記憶が時々過去に戻る母と話を合わせて対話とオヤツを楽しんでいます。
ホームの費用が上がり、皆で折半して何とか賄っていますが、周りの人たちの中にはそんなことができない家庭もあります。そして、ホーム利用者の2割負担が実行されれば、ここに居られなくなる人も出てくるでしょう。
また、ケア・ワーカーさん達の待遇の悪さには呆れます。それにかなりの人たちが腰を痛めています。歩く姿からその状況が読み取れます。私達が外で自由に気兼ねなく働ける条件をワーカーさん達が担ってくれているからです。母と共に家庭で生活していたときの
悪夢をワーカーさんが担ってくれています。使用済みオムツをトイレに流し、洗濯機に入れ、乾燥機で乾かす、等々の母の行動を憎むことがなくなり、やさしさだけを母に出すことができるようになりました。ワーカーさんの待遇向上と母への優しさには大きな
関係性があります。
ホームへの保険適用を下げ、利用者の経費負担を上げる政治に情けなさを覚えます。

0