2018/4/19

何故、安倍首相は人気が有るのか・・・負け組のシンパシー  時事/金融危機
 
■ 政権支持率が30%台に踏みとどまる怪 ■

「消えた年金問題」で退場に追い込まれた第一次安倍内閣。それに比べて今の安倍内閣は数々の問題が噴出しても、未だ3割以上の国民の支持を保っています。これは不思議を通り越して「怪現象」に近い。

一般的には次の三点が若者を中心の安倍内閣の支持率を支えています。

1) 安倍内閣になってから民主党政権時代よりも景気が回復し、雇用も安定している
2) 野党に政権執行能力が著しく欠如しているので、自民党政権の方がましだ
3) 日本が普通の国になる為には憲法改正が不可欠だ

■ 改憲は急ぐ必要は無い ■

この3点に私も異論は有りません。ただ、憲法改正に関しては、中東情勢がきな臭くなる中で急ぐ必要は無くなったと考えています。東アジア有事の際には、解釈改憲である程度の自衛隊の運用拡大が可能ですし、仮に尖閣有事や北朝鮮有事が起きれば、国民世論は一気に改憲に傾きますから、今は「改憲の必要性」を国民に丁寧に説明するだけで十分かと思います。

自衛隊の日報が公開されるなど、自衛隊の中からも「改憲阻止」とも思える動きが出ていますが、「中東で無駄死にしたくない」という自衛隊の本音が垣間見えたと妄想しています。

■ 安倍首相の人徳? ■

先日から書いている様に、ネトウヨを始めとして安倍政権を支持している方達に共通するのは「政治的優越感」だと感じています。「時代遅れの野党」「ふがいない野党」をバカにする事で潜在的に優越感に浸っているのでしょう。

ただ、それならば、支持の対象は安倍首相意外の自民党の首相候補でも構わないハズですが、ネトウヨを始めとして安倍首相は好かれています。これは安倍朱首相の人徳の成せる技なのでしょうか?

■ 負け組のシンパシー ■

安倍首相は政治家として申し分無い家柄ですが、学歴はそれ程輝かしいものではありません。国会答弁を聞いても、決して「明晰な頭脳」の持主と感じる事は有りません。

ただ、安倍首相の何かに憑かれた様な「熱意」は感じる事が出来ます。国会で野党にボロクソに批判されても、一所懸命に抗弁し、最後は早口で言わなくても良い事まで口にしてしまう。

こんな首相の姿を見て、往年の大政治家を見て来た高齢者の方々は「首相としての器が備わっていない」と感じますが、若い方々は、社会で揉まれながらも日々頑張る自分の姿を重ねてしまうのかも知れません。

これは言わば「負け組のシンパシー」と言えるかも知れません。

現在の多くの若者が「勝組」になる事は難しい。親に将来を期待されながらも一流大学に進学出来ず、望まない就職をするも、すぐに離職し、非正規雇用で日々の糧を得ている様な人は、安倍首相に自分の姿を見てしまうのかも知れません。

これに近い首相が小渕首相でした。決して大物政治家では無いのですが、「気遣い」で首相まで上り詰めた小渕氏は、当時のサラリーマンにそれなりの人気が有りました。

■ 政治的ポイント稼ぎで国益を損なう可能性 ■

私は安倍首相が憎くて政権批判をしている訳では在りませんが、我々庶民に比べ圧倒的な「勝組」である安倍首相が、本来の日本の首相に要求される能力を有していない事には懸念を持っています。

一部の官僚を信頼するあまり、日本の国益を損なう恐れが有りますし、憲法改正に拘るあまり大局を見誤る恐れが有ります。

現に、政権基盤が揺らいでからは、「トランプ大統領との親密さアピール」で政権延命を図っていますが、これはトランプの目からは「カモネギ」としか見えない。アメリカの要求を拒否出来ない現在の安倍政権は、国益を損なう可能性が高い。

「シンゾウは微笑みながら我々を欺いていた」みたいな発言をされても尚、トランプに尻尾を振る首相を国民はどんな目で見ているのか?


■ どこかでバランスが崩れてしまった ■

実は「負け犬のシンパシー」は私自身も感じていて、国会で偉そうに(エッラソー)に上から目線で首相を追及する野党議員に対して適当にはぐらかすも結局追い詰められて早口になる首相に、思わず「ガンバレ」と心の中でエールを送ってしまいます。

本来は国会中継など見ない私や、若者が政治に興味を持つだけでも、安倍首相の存在意義は大きかった。

ただ、どこかで、バランスが崩れてしまった様に感じます。それが手のひら返しのTPP参加の頃なのか、選挙対策の消費税増税延期の頃なのか、安保法案の採決の頃なのか・・・。

多分、政権が二期目に入った頃から、国民の期待と、政権の方向性が少しずつズレていった様に思います。

既に安倍政権に重要法案を強行採決する力は無く、経団連を始めとする財界も見切りを付けています。安倍首相の起死回生の一発は、解散総選挙しかありませんが、自民党や公明党がこれを許すとも思えません。公明党婦人部が選挙支援をボイコットするでしょう。


訪米を終えて、ますます窮地に追い込まれるであろう安倍政権ですが、シンパシーを感じている方達は、さらに彼への愛情をエスカレートさせるのかも知れません。

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2018/4/18

不安定のバランス・・・いつでも「戦争」が出来る事が重要な中東  時事/金融危機
 
ミスターX 「ドナルド、シリアへの空爆は未だなのか?」

トランプ  「いやぁー、さすがにあんなインチキ毒ガス攻撃で派手な攻撃は出来ないぜ」

ミスターX 「報道機関にはアサド軍が使用したとタレ流させたのだが・・」

トランプ  (・・・チッ!タレ流してんのはオマエの屁だよ)
       
      「ネットの連中が懐疑的なんだよ」

ミスターX 「我々としては結果を期待している」

トランプ  「Twitterでアサドの野郎はこき下ろしといたぜ」

ミスターX 「結果を期待している・・・・」

トランプ  「分かったよ、アサドのケツの穴にぶち込めば良いんだろ!!」

ミスターX 「期待しているよ」



トランプ  「マチスを呼んでくれ!!」

マチス   「大統領、お呼びで」

トランプ  「シリアに特大のを一発ぶち込んでやれ」

マチス   「それはちょっとロシアの手前マズイのでは?」

トランプ  「じゃあケツを引っ叩く程度にしよう。汚ねえケツで気が進まんが」

マチス   「既に目標を3つ程選定済みです」

トランプ  「じゃあ、スパンキング・タイムと行こうじゃないか!!」






■ シリア空爆に踏み切ったとトランプ大統領 ■

トランプ大統領がシリア空爆に踏み切りましたが、3か所の化学施設を攻撃しただけの小規模な攻撃でした。ロシアが妨害した形跡も無く、なんだか「手打ち」の様な攻撃です。

アメリカは東グータ地区でシリア政府が化学兵器を使用した事を理由に空爆に踏み切りましたが、ネットでは化学兵器使用は反政府組織の自作自演だと疑われています。東グータ地域をほぼ制圧したアサド政権が化学兵器を使用する合理的理由が一切無いからです。

メディアのプロパガンダ報道とは裏腹に、ネットでは自作自演説が蔓延していますから、トランプ大統領や米軍は「空気を読んだ攻撃」しか出来なかった。ただ、彼の「支持者」の手前、攻撃しない事も出来なかったのでしょう。

■ ロシアを本気で怒らせたくないトランプ ■

スパイ殺害事件でイギリスはロシアを盛んに挑発していますが、アメリカとは温度差を感じます。

アメリカはロシアの友好国のシリアの国内に10箇所い以上の軍事拠点を構え、シリア国内では下手をすればアメリカとロシアの直接戦闘も起こり得る状況です。これを避けながらアサド政権を崩壊に導く事は不可能に近い。

■ クルド人勢力を使った事でトルコがロシアとシリア寄りになった ■

シリアでは反政府勢力の最後の砦だった東グータ地域を、シリアとロシアがほぼ奪還し、北部のクルド人勢力が占拠していた地域はトルコ軍が越境して制圧しつつあります。本来、トルコ軍の越境攻撃にシリア軍は反撃すべきですが、裏で話が着いているのでしょう。

アメリカはアルカイダー系やISといった系滅状態の反政府勢力に見切りを付け、クルド人勢力を反アサドの戦闘の主力にしようと企てますが、国内のクルド人問題に手をを焼くトルコを、ロシアとシリア側に押しやる結果に終わっています。

■ イスラエルとサウジアラビアはイライラしている ■

アメリカの空爆に先立ち、イスラエルがヨルダン上空からシリアの空軍飛行場にミサイル攻撃を慣行しています。イスラエルはアサド政権打倒に積極的です。

しかし、当初の打倒アサド陣営からトルコが抜け、カタールが抜け、アメリカの攻撃もロシアに遠慮した状況で、イスラエルとサウジアラビアのストレスは高まる一方です。

■ フーシェのミサイル攻撃でもイマイチ盛り上がらない国際世論 ■

サウジアラビアの都市に対してイエメンのシーア派反政府組織であるフーシェがミサイル攻撃を仕掛けたと報道されています。これが果たしてフーシェから仕掛けた攻撃なのか、「偽旗」のサウジの自作自演なのかは判断が難しい。国際世論もここら辺は「微妙」と考えている様で、この問題をスルーしています。

フーシェの後ろ盾はイランですから、イエメンでサウジアラビアが下手に大規模は軍事行動に出るとイランと直接戦闘になる可能性も有ります。それに備えて国際世論を見方に着ける為の「偽旗ミサイル攻撃」だった可能性も否定出来ません。だから世界は冷静に成り行きを見守っています。

■ 「不安定のバランス」が支配する中東■

中東ではいつの時代も「不安定の上の安定」に支配されて来ました。「不安定のバランス」が保たれている限りは、戦闘は限定的で、大国間の大規模は直接戦闘は回避されています。

ただ、シリアはイエメンは「デリケート」な地帯だけに、緊張は高まるばかりです。

さらに、海底油田を巡りイスラエルとヨルダンの緊張が高まっています。ただ、イスラエルと言えども、ヨルダンのシーア派勢力のヒズボラが大規模なロケット弾攻撃でも仕掛け無い限りは、勝手にヨルダンを攻撃出来ません。

いつでも大規模な戦争を起こせるけれども、今はその時では無い・・・というのが中東に現状なのでしょう。
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2018/4/18

加計学園問題は「悪質な補助金詐欺」・・・野党の戦略ミス  時事/金融危機
 

■ 様々な工事から政治家に資金が還流する日本 ■


公共工事などでゼネコンから政治家にお金が流れるのは一般的にも知られていますが、民間工事でも政治家が絡む案件では資金が流れる事が有ります。但し、これらの資金の流れは巧妙に隠されているので、国税局が査察に入っても容易には発覚しません。

一般の民間工事は予算が限られている中で、資材費や労務費の上昇によりゼネコンは利益を出すのが容易では無い状況ですが、補助金が投入される民間工事は建設費に余裕が生まれます。そこが政治家達の「シノギ」の場になっていると思われます。

■ 設計図を公表出来ない今治市 ■

加計学園に関しては、建設費を積算できる設計図の開示を市民団体が市に要求していますが、市はこれを拒否し続けています。実は市補助金額を積算する市の職員すら見た事が無いという職員のボヤキが新聞に掲載されていました。市が設置した第三者委員会が補助金額は妥当だとの答申を出しましたが、これは結果有りきの人選です。

■ 工事費を2倍水増し? ■

業者が設計図を流出させ、鉄骨造である事が判明します。同時期に市民団体が建設計画当時に国交省に提出された坪単価が80万円である事を突き止めます。ところが補助金申請の坪単価は150万円だった。グランドなど二期工事分も含まれるので最終的な坪単価は128万円と学園側が発表します。それでも鉄骨造よりもコストの掛かる鉄筋コンクリート造の北里大学の獣医学部の建設費の坪単価を大幅に上回っていました。

一部ネトウヨ達が、病院の建設費用との比較で、付帯設備のコストを考えれば妥当だとの情報をタレ流しましたが、獣医学部と言えども、教室は単なる箱である学校施設の付帯設備のコストを病院と比較する事はナンセンスです。

■ ファミリー企業の施工で水増しし放題 ■

加計学戦のゼネコンはファミリーき企業で建設費の水増しなどやりたい放題ですが、公共事業では入札の段階で「非常識な金額」として通るハズは有りません。民間工事だとしても、普通は複数の「相見積」を取っるのが普通です。1社の任意契約で青天井の工事費を学園側が認めた理輔は、その方が補助金額が増えるからに他なりません。

■ 臨時国会の冒頭解散で、工事時水増し問題の追及を避ける ■

この問題は民主党が追及していましたし、新聞各紙も報道していました。本来であれば、設計図書一式を国会に提出させ、複数の機関で再積算すれば済む話です。ところが、安倍首相は臨時国会の開催を散々引き延ばして、冒頭で解散してしまいます。この問題が加計学園問題の一番知られたく無いポイントだったからでしょう。

残念な事に民主党の分裂で政治的な空気が変わり、国民は自公政権を承認してしまいます。総選挙後の特別国会は野党が粘って11月1日から12月9日まで開かれますが、大学設置審議会は11月2日に認可を答申し、11月7日に林文科大臣が設置認可を発表しました。これで、野党の追及は一気にトーンダウンしてしまいます。

■ 野党の「意図的な悪手」だとしか思えない ■

実は野党の戦略に問題が有り、設計図を国会に開示させて工事費水増し問題を追及すれば良いものを、ワザワザ、国家戦略特区の指定に首相が関与したかなどという証拠を立証し難い問題の追及に終始しています。もしかすると、工事費水増しの音大は民主党議員の一部にもブーメランして来る問題だった可能性も有ります。

森友問題にしても、家計問題にしても、本来は贈収賄事件だと思われますが、検察も政治家も世間の目がここに向かう事をひたすら避けている様に感じるのは私だけでしょうか?
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2018/4/17

「穢れ」を払わない今の政治・・・不思議だ。  時事/金融危機
 

■ 持つ者の政治 ■

近代民主主義はイギリスの市民革命に端を発します。市民革命の「市民」とは高額の納税をしていた「資本家」の事。王族から主権を議会に移して、税金の使い道を自分達で決めた。通貨発行権も王様から奪った。当然、一般市民は選挙権を持たなかった。

一般市民が選挙権を持つ切っ掛けは戦争。それまで貴族や職業軍人が担ていた戦争に一般国民を導入する為に「アメ」である選挙権を与えた。選挙権が成年男子にのみ与えらていたのは戦争に参加するのが大人の男性だったから。

現在では民主主義国家の国民の多くが自分達の事を「主権者」だと思っていますが、近代民主主義の源流を辿れば「主権者=資本家」である事は明確。これは現在も変わっていません。


■ 持たない者の政治 ■

「持つ者の政治=資本主義」に対して「持たない者の政治=共産主義」が生まれます。

一般的に「持たない者の反乱」としてフランス革命が有名ですが、あれはジャコバン派の裏で資本家が糸を引いていて、国民の暴動を利用して国王を打倒したに過ぎません。

ソ連や中国は「持たない者の政治」として社会主義(共産主義)を実現し、これを世界に輸出しようとしました。日本でもかつて多くの若者や知識人が社会主義に賛同しました。

■ 恵まれた時代の「持たない者」 ■

先進国においては生産性の向上が、昔の様な「貧困」を社会から消して行きます。フリーターでも浮浪者でも命の危険を感じる事の無い社会は、ユートピアとも言えます。「持たない者」消えていったのです。これがリベラルの衰退の原因。

一方、物質的な最低限な豊かさを獲得しても「満たされない者」が存在します。この国においては在日の方々や、同和関係の方々。関東では差別は目立ちませんが、関西では差別は未だに続いています。彼らは現代の「持たない者」として、政治活動によってそれを克服しようと試みます。

成功した者は「資本家」として、貧しい者は「労働者」か「宗教的繋がり」によって、政治活動によって「不足」を補おうとします。こうして、政治の中での「持たない者」の影響力が拡大します。

■ 持たない者の政治が明治維新だった ■

これは今に始まった事では無く、明治維新は「持たない者」によって起こされたと最近では考えられている様です。薩摩と長州の「持たない者」をイギリスが利用して日本を近代化した。

この「持たない者」の政治は、現代も日本の政治中枢に残っています。現在の主要政治家のルーツを辿れば、多くは明治維新の薩長政権に繋がります。

日本の近代の政治は、その成立過程において「持たない者」を内包してしまったのです。これが現代においても日本の政治が複雑な原因になっています。

■ 日本の政治は「持たない者」同士の争い ■

結局、官邸前に抗議に集まる多くの人も、その攻撃の対象になっている政治家も元を質せば「持たない人」同士なのかも知れません。だから彼らは政治に熱い。

一方、「持っている人」は政治の表舞台には立たずに彼らを利用します。或いは「ちょっと持っている普通の人」は政治に関心を払いません。

■ 日本の真の支配者 ■

実は政治の表舞台で対立している「持たない人」達が日本の支配者では有りません。

日本は平安時代から官僚支配の国でした。これは武士の時代にも継承され、徳川幕府も政治を動かしていたのは大老や老中やそれに連なる官僚機構。彼らの決定を、将軍や大名が「承認」していただけ。

これは現在も連面と受け継がれ、安倍内閣は経産省の官僚が政策立案したものを内閣が閣議決定で「承認」しているに過ぎません。


■ 「持たない人」同士が政治的に対立しても国家運営に影響が無い ■

安倍政権を擁護する人達は「安倍首相だから決められる」という事に重きを置いています。これは安倍首相が決めているのでは無くて、経産官僚の決定を安倍首相が無条件に承認しているに過ぎません。

仮に神輿である安倍首相が退陣しても、新しい神輿が「無条件承認」を継承すれば、国家運営にほとんど影響は有りませんが、利権の構造がチョットだけ変わります。得をする人物達に少し変化が有るだけ。




なんとなく、一連のモリカケ騒動で、この国の政治構造が明確になった気がします。


私的には古くなって綻びが目立つ神輿はとっと交換すべきだと考えます。遷宮ではありませんが、神輿も新しい方が担いでいて気持ちの良いものです。「穢れは捨てて洗い清める」のが日本的です。


それを、いつまでもゴニョゴニョとやっている・・・日本の政治中枢はいつからこんなにも「日本的」では無くなったのか・・・・。

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2018/4/16

日本の予言書 『日月神示』・・・「麻賀多神社」へGO!!  自転車/マラソン
 

■ 佐倉のチューリップを観に行こう ■

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例年より2週間程早く桜が咲きましたが、その後、気温が低い日が続いたので佐倉のチューリップはまだ咲いているかも知れない。午後から雨と強風の予報なのでMTBで出かけるには丁度良い距離です。ついでに「甲子正宗」の飯沼本家にでも寄って日本酒を買って来る事にします。

花見川から新川、印旛沼はサイクリングロードで繋がっています。途中、花見川沿いに5km程、砂利道が有りますが、そこはブロックタイヤのMTBなので、時速25Km以上でヒャーッハーと走り抜けます。結構、スリルがあって楽しい。砂利道の多いアメリカでグラベロ・ロードが流行している意味が分かります。悪路は舗装道路と違ってアドベンチャー気分が味わえます。

そんなこんなで浦安から50Km走って佐倉市のふるさと広場に到着します。印旛沼の畔にオランダ風車が建てられており、その周辺を関東最大級のチューリップ畑が彩ります。見頃のピークは過ぎていて、さらに先日の強風で砂埃まみれでしたが、遠目で観る分には十分キレイでした。

この場所、夏は田圃になりますが、「日本一の一枚田」だそうです。印旛沼を干拓して出来た田圃。

ケーブルTVの生放送のインタビューを眺めていたら、「走っていらしたのですか、インタビュー出て下さいよ」と誘われましたが、汗で塩を噴いた顔をお茶の間に晒すのも気が引けたので、丁寧にお断りしました。

■ 強力なパワースポット感の有る神社を発見 ■

自転車で出かける時に、事前にルートを決めないので、本日も風向きを見ながら適当に走ります。印旛沼サイクリングロードに北沼の入り口で別れを告げ、宗吾霊堂方面から酒々井を目指します。

すると、台地に登る坂道の頂上付近に、ただならぬパワースポット感を漂わせる神社が現れました。「麻賀多神社」と書かれています。東日本一の杉の大木が有名らしい。

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鬱蒼と茂る木立の中の社は、思ったよりも立派です。東日本一と書かれた杉は、明らかに「清澄の大杉」の方が大きいですが、スダジイやアカガシ、ケヤキなど、どれも立派な大きさです。

■ 「日月神示」という日本の予言書が最初に降ろされた場所だった ■

神社の縁起をwikipediaで調べたら、日本武尊が東征の際にこの地に立ち寄り、杉の幹に鏡を掛けて「この鏡をインバノクニタマオキツカガミと崇めて祀れば、五穀豊穣になる」と言い、伊勢の大神を遥拝したのが始まりだと書かれています。

麻賀多神社という名前の由来は「勾玉」から来ている様で、以前は「真賀多真神社」と呼ばれていたそうですが、三種の神器に勾玉が含まれるので、最後の真の字を取って「真賀多神社」となり、さらにこの周囲が麻の産地である事から、現在の名前になったとか。

そんな由緒正しき神社ですが、印旛沼周辺に18社だけが存在する地域限定の神社で、佐倉藩の鎮守。

ところで、wikipediaによると「1944年(昭和19年)6月10日に日月神示が降ろされた場所としても知られている」とあります。「日月神示」、聞いた事が有る様な、無い様な・・・。そこで早速wikipediaで調べてみます。

「日月神示」とは自動筆記(一種の降霊術)によって書かれた「日本の予言書」だそうで、書架で画家でもあり、神事にも詳しい岡村天明がこの地で右腕に激痛を感じ、持っていた筆で画仙紙に自動筆記したのが「日月神示」の始まりだとか。漢数字と簡単な仮名で暗号として自動筆記された「日月神示」ですが、日本の敗戦が予言されていたり、2008年の前後10年に日本に困難が訪れると書かれていたり、富士山が噴火すると書かれていたり、何かと物騒な予言書です。

解読の仕方によっては8通りの意味を持つと言われる「謎の書物」ですが、それが麻賀多神社の社務所で最初に掛かれた事は、この場所が並々ならぬパワースポットである事の証明かも知れません。

■ 井戸から酒が溢れ出たという伝説が残る酒々井の酒蔵「飯沼本家」 ■

予報通り、雲行きが怪しくなって来たので、本日のメインイベント、「飯沼本家」を目指します。

飯沼本家は300年続く、千葉でも1,2を争う古い酒蔵です。「甲子(きのえね)」というブランドで日本酒を販売しています。イオンなどでも買えるのですが、無濾過の生酒などは、なかなか流通していません。

酒々井という町に酒蔵が有りますが、「酒々井」には酒にまつわる伝承が有ります。

「昔、酒好きの父親の為に、毎日、一所懸命働いて父親に酒を買っていた若者が居ました。ところがある日、酒を買う金が無かった。とぼとぼと家路に付く息子は、ふと、道端の井戸から酒の良い匂いが漂って来るのを嗅ぎます。井戸の水をすくって飲んでみると、それはオイシイお酒でした。それから息子は毎日、父親にこの井戸から涌き出すお酒を飲ませました。ところが、村の他の人が飲むと単なる水でしかない。きっと親孝行の息子に神様がプレゼントしたのでしょう。おしまい。」

という、アルコール依存症のオヤジが、さらに重度なアルコール中毒まっしぐらみたいな昔話からこの地を酒々井と呼ぶらしい。

飯沼本家は酒々井の駅から離れた静かな里山に囲まれた場所に在ります。水の質が良さそうな場所です。

立派な門構えの中を覗くと、煙突と工場の様な建物が見えます。事前予約すれば平日に蔵を見学する事も出来るそうです。

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蔵の裏手に回ってみると、歴史を感じられる建物と、地下水の浄水施設の様なものが有りました。

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敷地内には「曲家」というカフェ兼即売所が有ります。

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試しに五百万石の大吟醸の無濾過生原酒をお土産に買いました。パクチーのリキュールにも興味を引かれましたが、あいにく売り切れでした。

■ 雨が降って来たから電車でGO ■

酒々井を後に、国道296で佐倉市内へ、そこから鹿島川沿いを印旛沼に抜けて、再びチューリップのふるさと広場に戻って来ます。雲行きがだいぶ怪しいので、休憩せずに八千代方面へサイクリングロードをひた走ります。

途中から向かい風に苦しみながらも八千代の道の駅から国道16号線に入ります。100km近くを走り、脚はかなり売り切れ。怪我以来、すっかり筋肉が落ちてしまいまいた。

雨がポツポツと降って来た時に丁度、東葉高速線の村上駅に到着。そこからは電車で乗り換え無で浦安です。


自転車を輪行バックに仕舞う時に気付きました・・・ブロックタイヤの前後輪に犬のウンコが着いてました。きっと、サイクリングロードで人を避けて草むらを走った時に踏んだのでしょう。ショックです・・・・。


本日はパワースポットでパワーを貰い、ウンも付いてしまいました。
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