2017/5/15

このフレームを探していた・・・NEILPRYDE ZEPHYR  自転車/マラソン
 
■ 念願のフレームが手に入った ■

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GWの中日。ネットを徘徊していて念願のフレームを安く手に入れました。中古の美品が売られているのは以前から知っていましたし、何度もポチっとなしては買い物かごをキャンセルしていました。それが在庫一掃セールで半額の税込7万円(定価24万円)。躊躇無くポチっとなしてしまいました。

ただ・・・先日、ヤフオクで格安の3.5万円でIZALCO DONNAのフレームを買ったばかりですが・・・こちらは、ドナドナする予定。

■ NEILPRYDE はヨットのセール(帆)の世界的なメーカー ■

Nelprydeはニュージーランドに本拠地を置く自転車メーカー。(今年からイギリスに本拠地を移転)。

実は自転車に参入したのは2010年と比較的新しい。元々はヨットのNZ代表選手だったニール・プライド氏しが1970年にヨットのセールを作る為に興した会社。当時はグラスファイバーの出始めで、ニールプライドは世界最大のヨットのセールメーカーに成長します。1980年代からはウィンドサーフィンに注目し、やはり同時期に登場するカーボン素材にも着目します。そして、この分野では世界に君臨するトップ企業となります。

ルックやタイムが自転車用のカーボンパーツを開発する前からカーボンを扱い、その特性を熟知いしている企業ですが、創業者の息子が大の自転車ファンで、高いカーボン技術を自転車に転用しようと2010年に自転車部門を立ち上げます。

デビュー作のディアブロは後発メーカーとは思えない仕上がりで話題を集め、その後軽量モデルのビューラーSL、エアロモデルのアリーゼ(現ナザレ)とシリーズを増やしファンを広げました。

ニールプライドのバイクの特徴は、乗り味が素直で良く進む事。決して際立った個性を強調する訳では無く、全体としてのバランスが整っている(らしい)。

カーボン製品の先駆者としてカーボンの質には拘りがあり、東レのカーボンを使用しているので、他社に比べて品質に対するコストパフォーマンスも高い。

そのニールプライドが長距離用のバイクとして開発したのがZephyr(ゼファー)。とにかく、風によるセイルのしなりを推進力に換えるセイルの技術を応用したフレームは、「フレームをしならせながらペダリングの力を全て推進力に変換する」という不思議なバイク。

■ フレームの一部の強度を下げたエンデュランスバイクは「踏んだら負け」 ■

フレームの一部に柔軟性を持たせた長距離用のフレームは沢山あります。或いはカーボンの弾性(質)を下げてしなるフレームも在ります。私が先日組み立てたFOCUSのIZALCO DONNAもシートステイとチェーンステイを積極的にしならせて縦方向の柔軟性を高めたバイクです。

しかし、フレームの一部の強度を意図的に抑えたバイクは振動吸収性は高いのですが、強い力でペダリングするとフレームがパワーに負けます。入力がフレームの変形に浪費される傾向が在る様です。だから、「モッサリして進まないバイク」という印象を受けます。

ただこの手のバイクは上手く設計してあげると、しなりがペダリングをスムースにして少ない力で良く進みます。私が組んだIZALCO DONNAも女性用のフレームという事もあって、少ない力で信じられない位い良く進みました。平地だけなら100Kmの自己最速記録を叩き出しています。それも恐ろしく疲労感が少ない。フレームのシナリとペダリングのタイミングを合わせると、下り坂の様にペダルが勝手に回転して、脚が追い付かない感覚すらあります。ただ、ペダルの回転に脚を添えるだけ、そんなイメージでクルクルとペダルを回すと、力を入れずとも平地35km/h巡行が長時間、楽に出来てしまう・・。ただこれは平地と無風(追風)限定です。

上り坂や、向かい風ではどうしても力を入れるペダリングになりがちです。すると、DONNAは途端に進まなくなります。ただ、ペダリングの回転維持すれば、楽に坂道は登ってゆきます。速くはありませんが、相当に楽です。これは脚力の弱い人には有難い。ただ、ダンシングを多用する様な人にはストレスが溜まります。まさに「踏んだら負け」のフレームです。

■ 重いペダルを踏む快感!! ■

NeilprydeのZephyrは真逆のフレームで、ペダリングのフィーリングはズシリと重い。軽いギアーを掛けて発進してもペダルは重い。しかし、確実に進む。ペダリングの力を一旦フレームに蓄えて、をれをイーブンペースで放出し続ける感じがします。

だから、どんなガムシャラは踏み方をしても確実に推進力に変換されるし、どんな重さのペダルを踏んでも進む。これ不思議な感覚で、ギアーの選択に非常にルーズなフレームです。8速あれば問題無く進む。

それでいてフレームが柔らかでフニャフニャという訳では無く、芯が硬くて、振動もカドは取れても魔法の絨毯という感じではありません。

丁寧に回しても走るし、ガムシャラに踏んでも走る。これ、昔のガチガチカーボンのレモン1号君や、極太クロモリチューブのMTBのラレー君の乗り味に似ています。ただ、リアバックの作りが上手なので、どんなペダリングをしても確実に推進力に変わります。そして、後輪はペタリと地面に吸い付いている。

試走の日曜日はなんと小雨だったのですが、濡れた白線の上でも安心してペダリング出来ましたし、ウェットな下り坂でも後輪がスリップする事は有りませんでした。


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この走りを生むんが、多分、シートポストと一体化した様な形状の極細のシートステイ。しなやかに3次元的にカーブしながら、リアエンドにと繋がっています。


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そして、通常よりも1cm程、後ろにオフセットしたリアエンドが路面の振動を上手に逃がしてくれます。

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実は今回、こっそりとクランクをカンパの4アームにしてみました。これ、バットマンの武器みたいで、欲しかったんですよね。完全に自己満足の投資。

カンパのクランクは未だに以前の5アームが美しいという方が多いのですが、今回、5アームと4アームをフレームに付けてみて、4アームの姿を見た後に5アームに戻すと超ダサい。そこだけ時代遅れの感じ・・・。Zephyrはどちらかと言うとクラシカルな細身のフレームですが、細部の造形が複雑なので、4アームクランクの方がデザイン的なマッチングは高い。

■ 養老渓谷まで爆走した後に、ノンストップで鴨川に到着 ■

小雨なので、下りも平地もスリップ注意の安全運転ですが、それでも養老渓谷には27.4km/h(AV)で到着。途中、チーム練習の後ろに少し付きましたが、37km/hペースでトレインから離れて付いて行くのは50歳親父にはちょっと無理でした。

それでも、トレインからこぼれた人を拾いながら養老渓谷の到着して、そのまま清澄の登りに入っても脚が売り切れる事はありませんでした。

さらに、適当な調整での試走だったので、フロントがインナーに落ちないというオマケ付き。53tアウター縛りですが、意外と53t−27tでグイグイとダンシングで坂を登ってゆきます。さらには「ダンシングが売り切れない!!」。

そんなこんなで、ウェットな路面で下りを自制しながらも鴨川到着へは26.3km/h(AV)、ほぼ4時間で到着しました。何気に、下りも最速62.8km/h出てました。路面が乾いていた清澄の下りだと思います。フレームが細身の丸パイプなので、角のメガボリュームのIZALCO DONNAよりも空力が良い様です。


新しい自転車を組んで、初日の走行で雨でドロドロになりましたが・・・晴れの休日が楽しみです。
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