2017/10/6

小池劇場・・・「極道の妻」ですか?  時事/金融危機
  
チャララーン〜チャーーン。(極妻のテーマ)

座敷で向かい合う、百合と誠。


「百合ねぇさん、うちと手を組むにあたって、とりあえず頭ぁ決めていただかないと。」
「誠さん、あたしゃ、100%やらないって言ってるだろ。日本語分かってんのかい!!」

パーセントは日本語じゃないんじゃ・・・。
まあ、百合ねぇさんは、昔から何を考えているのか分からない所がある。
今も逸らした視線の端で、ちらちらとこちらの出方を伺っている。

「そうはいっても、頭ぁ決めない事には纏まるものも纏まりません。」
「あたしは、築地の店と祭りで手一杯だからね。」

確かに築地の店と祭りを放り出して頭を引き受けるのはマズイ。
特に祭りは稼ぎもデカいだけに、手放すには惜しい。

「噂じゃ、阿部組の番頭のやつも、「頭も決められない組と」バカにしてるらしいですよ。」
「だけどねぇ、うちにはアタマ張れる奴なん居ないよ。知り合いを当たるかね。」
「こんな寄り合い所帯を纏められ人となると・・・」
「オザワの旦那なんてどうだい?」

確かに旦那には今回の件では世話になたし、指南もしてもらった。
だけど、旦那とうちの組には苦い過去のシガラミが有る。

「旦那は以前ほど迫力無いというか・・・うちの組の連中が嫌がりそうですね。」
「そうだね、旦那には裏で力を貸してもらった方がいいねぇ。」
「・・・・大阪の若頭というのは。」
「あいつは腹に一物ありそうで好かないねえ。それに、ああいうチャラいのは嫌いなんだよ。」

大阪の若頭は一時の勢いが無い・・。
最近は「若隠居」なんて噂されているから、もう頭を張るのは無理だろう。

「岐阜の聖さんなんて・・・。」
「聖ちゃんは将来お店の方を任せようと思ってるのさ。今のゴタゴタには巻き込みたくないね。」

チィ!あいつに跡目なんて継がせない。
姉御はいつも岐阜に甘い。付け入られてるのが分からないのか?

「いっその事、阿部組の石さんを引き抜きますか。」
「石さんね・・・確かにいい思いはしてないみたいだけれど。」
「縄張りの守り方に関しちゃ、ねえさんと考え方も似てますし。」
「あたしぁ、どうもあの顔と話し方にイライラするんだよね。」
「そう言わずに、石さんなら人望もありますし、何人かうちに連れて来るかもしれない。」

確かに短気な姉御に石さんは馬が合わない。
会合でもいつもイライラを隠さないからな・・。

「実はそれはやらないって阿部と話し付けてるんだよ。」
「そうですか・・・飼い殺しってやつですか・・。」

なんだよ、裏で話が付いてるって・・・
阿部のタマァ取る話してるんだよ、俺は!!

「まあ、向うは向こうで阿部も大変みたいだけどねぇ。」
「凄腕のスナイパーが雇われたって噂ですか・・・。」
「なあに、見かけ倒しさ。影ではローゼンって呼ばれてるみたいじゃないか。」

ローゼンは最近はめっきり腕が落ちたって噂だ・・・。
俺も一度声を掛けようと思って調べたが、今じゃ過去の伝説に過ぎない。
だいた、奴は漢字読めないって話じゃないか・・・
殺る相手を間違われたら洒落にならない。

「阿部組の若い連中も安倍の寝首を狙ってるって噂ですしね・・。」
「いっその事、阿部がうちの組の頭ってのはどうかねぇ。」
「それじゃあ世間にシメシってもんが・・・・」

おい、もしかして姉御、阿部とデキてるんじゃねえよな・・・。
そうなると、次に狙われるのは俺じゃないか・・・。


腰の拳銃にそっと手をやる誠・・・
一方、百合の手には先程から抜き身の匕首が握られている。


それを襖のすき間かから見つめる視線。

<つづく>


すみません・・・・陰謀論を上回る昨今の出来事で・・・・妄想が大爆発してしまいました。
10

2017/10/7  4:29

投稿者:人力
ゆうこ さん

枝野組でも一本、哀愁が漂うのが書けそうです。

2017/10/7  4:28

投稿者:人力
チャコ さん

家内が「文章が長くて読めない」と言うものですから、読みやすく小説風にしてみました。

2017/10/6  14:23

投稿者:ゆうこ
もう笑わせて頂きました("⌒∇⌒")
イヤ〜小説「極道の女が抱える政局」で小説上下巻書けそ
うですね

人力さん文才有るんですね…

2017/10/6  13:34

投稿者:チャコ
人力さん、文才ありますねえ。
いやあ、笑った、笑った。

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