プロレスラーの三沢選手が亡くなった。「えっ??!!」信じられなかった。
信仰者(のつもり)でありながら、こんな事言うのは変かもしれないが、私は子供の頃からのプロレスファンだった。
「あなたはどこのファン??巨人それとも阪神??」と問われると「いえ、全日本です!」と答えた。むろん相手は「??」
正確には全日本と言うよりは馬場さんという人間性のファンだった。
しかし、オーソドックスなプロレススタイルを貫く全日本に対し、猪木さんの率いる新日本が「ストロングスタイル」を定評に、また時に応じて路線を変化させながら、興行的には大きく差をつけていた。
殊にJrヘビー級が注目をあびた時代。そのスピーディーな動きと派手さで到底新日本にはかなわないと言われた頃に、二代目タイガーマスクとして三沢選手が現れた。
その衝撃は今でも忘れず、「新日本なにするものぞ」と思えた。
全日本か新日本かとお互い競り合いながら時は過ぎたが、その後全日本に悲運が続く。
馬場さんが亡くなり(私には相当のショックだった)、鶴田が亡くなった。
三沢選手が全日本の社長に就任するも、一年で離脱。ノアを立ち上げた。
これも、私は正直「何という恩知らずな事を!」と腹立たしく思ったが、三沢選手なりに、時代にあったプロレスとまた選手達の処遇を考慮しての決断だったのであろう。
しかし、面倒見の良さと「筋を通さぬ事(選手)は許さない。リングにあげない」という三沢選手は、確実に正統に馬場さんの良いところを継承してきたと思う。
故にその死を悼む声の大きさは、連日の報道を見ればわかる。
だが、我々の教えからすると(急に信仰の話になるけど・・)、この身体は神様からのかりものと教えられ、人の為につくすものと言われる。
いくら興業のため、またお客を喜ばすためとは言え、身体をお互いに痛めつけての行いは全く教えから反しているとの警告と思い、プロレスファンでありながらもその反省を促される悲しい出来事である。

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