2004年の10月に発売された、マルセロ デードイス(Marcelo D2) のアクースチコMTV(Acustico MTV )がブラジルで話題を呼んでいます。このアルバムは本当におすすめです。

ソロ2作目となる前作の「A Procura da Batida Perfeita」が、ブラジルで10万枚以上を売上、3つの賞を受賞。日本でも、ソニーから発売され(邦題 完璧なバチーダを求めて)、つい先日はイギリスでも発売されたようです。プラネット・ヘンプ(※)初期の曲も含め、「A Procura〜」を中心にアコースティック・ライブを行った模様を収録しています。
生楽器中心のライブで、元来のエレクトリック楽器主体のデードイス・ワールドをどのように表現するか相当神経を使ったと、インタビューに答えていますが、本人も仕上がりに納得がいったようで、「新しい領域」を開拓したといっても過言ではないでしょう。
マルセロ デードイスといえば、ヒップホップとサンバを融合させたことで名を馳せましたが、最近は、ジョルジ・ベン、チン・マイア、そしてゼカ・パゴジーニョがお気にいりとのことで、ゼカ・パゴジーニョとショーを行ったようです。これは大変個人的に見てみたいショーの一つです。
知性、野蛮、狂暴さ、たくましさ、繊細さ、そして男気が奇妙に同居しているデードイスはブラジルの若い人達から、強い支持を集めています。意外と年配の人にも受けが良かったりします。自分個人も同僚のブラジル人に渡されたソロ・ファースト・アルバム(Eu tiro e onda)を聞いてはまりました。2000年にはひっそり日本にプラネット・ヘンプが来日。太田のブラジル人経営のディスコでライブを行い、それは多分生涯記憶に残ると思います。かっこいいという言葉を素直に使えるそれはそれはすごいライブなのでした。

※PLANET HEMP
リオデジャネイロで結成された、デードイスがボーカル兼リーダーのヒップホップミクスチャーロックバンド。来年でバンド結成10周年。デビューアルバムの「Usuario」が純ブラジル産のヒップホップグループとしては異例の大ヒット。また、ヒップホップにサンバをとり入れることはタブー視されていたが、そんなものはなんなくクリアーしてしまった痛快なバンド。
「A Procura da Batida Perfeita」
http://www.quitandinha.com/br/product_info.php?products_id=2357&language=ja
「Acustico MTV」
http://www.quitandinha.com/br/product_info.php?cPath=36_42&products_id=2674&language=ja