真ん中よりちょい上の南岳から切り立った鋭い尾根が右下の北穂高まで続く
大キレットとは南岳と北穂高岳の間にある
V字状に切れ込んだ岩稜帯で
この縦走ルートは痩せた岩稜が連続し
長谷川ピークや飛騨泣きといった難所が点在する。
登攀具を使わない一般登山ルートでは最高難度クラスであり
北アルプス屈指のハードルートの一つである。
ですって。
まあしっかり注意して気をつけて行きなさいということです。
なのでこれからしっかり気合い入れて行きましょう!
登攀具いらんゆうてもそこは危険な場所
過去には滑落して亡くなった人も少なくないというし、、
前方にはヘルメットにハーネス、ザイルと完全装備の人たちがいる。
視界も悪く風も強い
雨も降ったり止んだり
岩が濡れると滑りやすいので
さらに気を引き締めてすすむ
よく見えない分、恐怖感がないのか
あっという間に長谷川ピークに到着したが
.......
さっきから気にしないように
そして気付かないフリをしていたのだが
そろそろ自分をごまかすことはできなくなってきたらしい
オレ、、、
めっちゃ腹痛い! 笑
長谷川ピークでウンコメーター80%
長谷川ピークまで速かったのは早くウンコしたいがために
無意識にスピードアップしていたのでした、、
ここから長谷川ピークの難所
ナイフリッジを下る
ここが一番怖かった所だが
メーター80%の状態なので怖さも半分、、
もちろん写真など撮る余裕なんてあるはずもなく
メーターは90%を越えた!
いまの段階でこれだけは言える
先月の大山でケイゴが陥ったピンチより
100倍ヤバイ!
間違いない!
だってここは切り立った岩稜地帯
その名も大キレット
パンツをおろす場所などどこにもないのだ!
やっとの思いでA沢のコルに到着したが
メーターはレッドゾーンに突入
振り切りそうな勢いである
たまらずザックを下ろしたが
お盆ということもありA沢のコルではたくさんの人が休憩している
どうやらここにもチャンスはないらしい
そのとき一瞬ガスが晴れて前方に巨大な岩山が現れた、、
無理無理こんなん、パンツふくらますのがオチやで、、頂上なんてまだまだ見えへん上やし、、
この巨大な山をレッドゾーンの腹でどないして登んねんっ!
.....心が折れそうになったがそうはいかない
こんな所で伝説を作るわけにはいかない!
括約筋に全神経を集中して一度はおろしたザックを担いだ
行くしかない!
そう、前に進むしか助かる道はないのだ!
これからもう一つの難所の
飛騨泣きへ向かう
飛騨よりオレが泣きたいわと思いつつ、、
だがもうヤツはすぐそこまできている
スピードの向こう側ならぬ
肛門の向こう側、数センチのところまで、、
括約筋に活躍してもらいながら
最悪のシナリオが頭をかすめるも
無心に登り続けること数十分
ああもう限界
100%の波の間隔が狭まり続々と押し寄せてくる
サーフィン用語でいうところのセット連発ですわなぁ 笑
頭オーバー ダブルの話やないですよ
例えるならばワイメアの30フィートビッグウェーブ!
もうあかん!おかあさ〜〜〜ん!
そのときやっと奇跡的にいけそうなポイントを発見し
ルートを外れガレ場を駆け登りギリギリの小場所で
岩壁にケツをひっつけBIG BANG!!!
フゥゥ〜〜
ですよほんまに 笑
たすかった〜
このときは辺りを覆うガスに感謝しました
まあうっすら見られてた感じはあるものの
恥ずかしいとか山に申し訳ないとかそんなんないしっ!
大惨事を防げた事がなによりっ!
ああ、ほんまにたすかった〜 笑
生きた心地せえへんかった〜 笑
後々考えたら 「やっと奇跡的にいけそうなポイント」には
かなり無理があったっていうのは内緒
ウンコネタ引っ張りすぎましたが
すいません
単にウンコ漏らしかけた話 笑
身軽になって順調にルートを進んでいく
そして難関の飛騨泣きに到着
オレ泣きにならんでよかった〜
前方にはザイルを担いだ女性2人組がとりかかっている
つよいな〜
まあ悪夢から解放されたオレにとっては
楽勝楽勝
そして無事大キレットを渡りきり
北穂高小屋のトイレに駆け込み
体内居残り組を抹殺し
しばし悦に浸る、、
そして槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳につづく5つ目のピーク
北穂高岳頂きました〜!
実はまだちょっと腹痛い
眼下に見下ろすは本日の目的地の涸沢
これからあそこまで
標高差約700Mを降りていきます。
ときおり晴れ間が見えて
正面には常念岳がくっきり見える
かっこええ山やな〜
あの縦走ルートも最高やろうな〜
登るリストに決定!
思ってたよりハードな下りルートだったが
なんとか涸沢に到着
いや〜無事にここに来れたことに感謝!
括約筋に感謝!
☆2日目ルート☆
05:30 殺生
06:00 槍ヶ岳山荘
06:30 槍ヶ岳登頂
07:40 大喰岳
08:10 中岳
09:30 南岳
11:00 長谷川ピーク
12:40 北穂高小屋
13:10 北穂高岳
15:30 涸沢
行動時間10時間