「06年度 大学への数学 今年の入試で合否を分けたこの1題(東京出版)」
徒然レビュー
標準問題への取り組み、解法選択の重要性を思い知らせてくれる1冊
06年度「大学への数学 今年の入試で合否を分けたこの1題」(東京出版)
月刊「大学への数学」の増刊号として、毎年夏休み前の時期に発売されている本だが、その年の入試問題からそれぞれの大学で合否を分けた(と思われる)問題を1題ずつとりあげじっくり解説してくれており、いろいろな意味で勉強になる。
# 詳しくは05年度版に対するレビューを参照のこと
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http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/59.html
今年(06年度入試)、個人的に最も目をひかれたのが京大理系後期の6番「tan1°は有理数か。」に関する記事。記者である安田亨先生のおっしゃるとおり問題自体が素晴らしいのだが(問題文自体が短くかつ難易度も適切である)、類題として、過去に京大で出題された論証問題を扱ってもいて、読めば読むほど「こういう問題が解ければ京大(/他)に入れるのか〜」と納得させられる。