今回は問題や解法に「触れる」ということについて考えてみたいと思います。
どんな本でもそうなのですが、取り組んでいるとたまに発展的な内容が出てくることがありますよね。明らかに他の問題より難しいものがまじっていたり、例題の答案の続きにさらに何やら書かれていたり。
そういうものは、すぐに理解できなくてもいいから、とりあえずはそういう問題や解法があるんだということを何となくでいいから意識しておきます。
「2次不等式を解くんだけど、いきなり判別式が出てきた」・・・程度でかまいません。
あとで本格的な演習に入ったとき、何かのきっかけで思い出すことがあるかも知れないし、その問題は解けなくても、別の問題を解くときに似たアプローチが使えるかも知れないからです。
例えば、難関大の志望者で、夏休みなどの時期に少し難しい問題にいろいろ触れてみたいという人には、
○「やさしい理系数学」(河合出版)
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http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/150.html
○「大学への数学 今年の合否を分けたこの1題」
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http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/271.html
などのように、1問の問題にいろいろと別解を載せたり、周辺事項にいろいろと触れたりしている本をよく薦めます。じっくり時間をかけながら、その中で自分なりに理解していきましょう。
何か1つの分野にしぼり、多くの問題に触れたいなら
○「東大の理系数学(/他)25ヵ年」(教学社)
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http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/249.html
がいいでしょう。問題が分野別に並んでいて、どれも数が揃っていますから、1問で触れた考え方がまたすぐ出てくることが多いはず。先に全体を見渡して、自分の答案づくりに取り入れられる部分を少しずつ盗んでいきましょう。
あと、毛色は多少異なりますが、問題への取り組み方にこだわった
○「西岡の数学ブリーフィング」(代々木ライブラリー)
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http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/30.html
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http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/106.html
などもいいかも知れません。ただし、単なる問題集とちがって、この手の本は著者の意図にある程度沿って進めていく必要があるので、語り口・切り口が肌に合うものを選びましょう。あまりマニアックに感じるようならやめておきます。
さて、しばらく上のレベルに「触れた」あとは、やはり少し下のレベルに戻ってたくさんの問題を解いていく必要も出てくると思いますが、それはまた適当な機会にお話しすることにしましょう。