「解決!センター 改訂第2版 数学T・A/U・B(Z会出版)」
徒然レビュー
過去問とその類題がセットで演習できる上級者向けセンター対策本の改訂第2版
「解決!センター 改訂第2版」数学T・A/U・B(Z会出版)
上級者向けセンター対策本として定番になりつつある「解決!」が、新課程センター試験の実施を受けて早くも改訂第2版としてリニューアルされた。
分野別の章立てになっていながら上級者向けであるというのが、この本の再最大の特徴。各章の最初には、参考書の例題でも見かける典型題をいくつか詳しく解説しながら基本事項を整理する「基本事項の確認」があり、さらに「過去問+類題にTRY」、「仕上げの問題」と続く。前者は「例題」(多くは過去問を題材とする)が何題かと、1題ごとに対応した「類題」(オリジナル問題)からなるが、ここがこの本の中心なのでしっかり取り組みたい。後者は章末の力だめし的位置づけであり、時間を計って解いたりするのに向くが、余力の範囲で。
正直、1つ前の「改訂版」はほとんど旧課程版の焼き直しで、急づくりの感が否めなかったが、今回は紙面構成を含めて大きく変わっている。何よりの変更点は、収録問題の出自(過去問の本試・追試、予想問題・オリジナル問題の区別)が明記され、今までよりずっと区別がつきやすくなったこと。これにより、たとえばすでにやった過去問を外すなど演習量の微調整がしやすくなった。
独特の敷居の高さは確かにある。「基本事項の確認」といっても、へたすると教科書学習時に習わない人もいそうな問題も収録されているし、分量も考えると、基本事項の確認は他書(たとえば「チェック&リピート」など)にまかせ、章前半はザッと読みとばして後半のセンター形式の問題を中心に取り組めるようにしておきたい。
※ 改訂版(1つ前のもの)に関する記事はこちら
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http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/66.html