今回のテーマは「苦手対策」です。
授業ではそれなりに勉強したはずなのに、いざ問題となると手が出ない。そういう悩みは誰にもあるでしょうが、適した教材を使い、その気になって頑張れば、逆転・・・とまではいかなくても足を引っ張らない程度にもっていくことは十分可能です。
別の記事「ここまでやれば『落ち着ける』レベル」(→
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/305.html)でお話ししたこととも関連しますが、苦手分野が足を引っ張る筆頭はやはり「センター失敗」です。逆に、ここさえクリアしてしまえば、2次では最悪捨ててもいいわけですから、精神的な余裕がまったく違ってきます。
一番いいのは、やはり手持ちの教材を例題・練習レベルからやり直すことですが、学校の授業が肌に合わなくて苦手になった人など、目先を変えたい人もいるでしょう。それでなくても、今から「チャート式」「ニューアクション」などの例題数の多い参考書をやり直すとなると骨も折れるし、今からやって間に合うかというあせりも生まれるでしょう。
そこで目を向けたいのが分野別の講義調参考書です。本来は演習も大事なのですが、速習ということを優先し、基本事項をスッキリと頭に入れる用途に絞って考えるとおのずとそうなると思います。
筆者がよく薦める坂田アキラ先生のシリーズは2次関数・数列・図形と方程式・三角関数・指数対数、あとは数学3の微分・積分の各分野をカバーします。同じ出版社から出ている別の著者の本も含めれば確率・ベクトル・行列・いろいろな曲線まで対応します。他のおすすめ本として
○「ホントはやさしい」シリーズ(文英堂)
→
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/105.html
(数列・ベクトル・確率・数学3の微分積分)
もあり、両方出ている分野なら見比べて気に入った方を選ぶこともできます。あと、
○「センター試験 数学T・A(/U・B)の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)
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http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/49.html
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http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/96.html
なども今回の選択肢に入ってきます。センターと銘打っているわりに基本事項寄りすぎるので対策本としては中途半端な本ですが、この際、到達点の低さは無視して再導入書と割り切ります。余談ですが、丁寧だが重たい印象の強い「佐藤の数学教科書」(東進ブックス)は、筆者も高く評価する本ですが、今回の用途には適しません。
苦手分野で最も怖いのは、分からないところをそのまま放置してしまうこと。もちろん志望校の出題傾向も参考にしながらですが、勇気を出して、知識の整理に励みましょう。