「メルマガ【志望大学に必ず受かる数学参考書の選び方】07-08-31(その2)」
メルマガ・処方箋
□ケンさんからのご質問
水野さんに質問です。
センター試験で、数学1・A/2・Bにおいて
限りなく満点近い点数が欲しい・・。
2次試験の対策はなしで、満点近くとるとなると、
どういう対策をとったらよいのかわかりません。
だいたい満点近くとる人は、
2次でハードな数学をこなす人だと思っているのですが、
たとえば、青本黒本などの各予備校が出している
センター実戦模試ばかりやっていると、
解法に偏りができて数学力が落ちる、
などというアマゾンの本の批評を読んだこともあります。
センターよりも、もう少し広めの勉強をしたほうがいいなら、
「黄チャート」や「チェック&リピート」(Z会出版)
などの参考書・問題集と並行しながら、
センター実戦模試をやるほうがいいのでしょうか。
□ケンさんへの回答
「再受験生」と呼ばれるかたからのご質問です。
何でもラーメン屋修業をやめての決意だそうで、
最大の敵は一緒に頑張っている友人が周囲にいないという、
いわば「孤独感」だと思うのですが、
もちろん当メルマガはそういう皆さんにこそ
役に立ててもらいたいと思って書いているので、
少々遅くなりましたがお答えすることにします。
センター対策というと、とにかく過去問に触れる部分だけに
目がいきがちですが、そこは氷山の一角です。
ケンさんもおそらくその部分に気づいて、
質問をしてくださったのだと思うのですけれど、
上ばかり見てあせってはいけません。
いわゆるセンター対策本は、分野別編集のものと
模試形式のものがあり、前者で苦手をなくしてから
後者で演習というのが一般的なパターンです。
高得点を狙いたい人のための分野別学習向けとして
○「解決!センター 改訂第2版」(Z会出版)
→
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/292.html
が定番として知られているほか、
満点を目指す人には2次レベルの演習書も薦めるのですが、
あくまで余力の範囲で、ということになりますし、
消化不良になってしまっては何もなりません。
いきなりこのレベルに取り組むのは予備知識的につらいはず。
それより、過去問演習に入る前に解消しておきたい
不安なところはどこか、しっかり見据えることが
何よりの「対策」になると思います。
特に、再受験生の皆さんに必要なのは「現状の確認」です。
まずはそれも兼ねて「黄チャート」や
「チェック&リピート」などの本を今やっているなら
それらをしっかり(8割以上)仕上げてください。
さらに、無視できないのが教科書レベルすら
おぼつかない苦手分野の対策です。
独学であれば「黄チャート」などで問題を解く前に
気に入った講義調の導入書で基本事項を頭に入れるべきです。
過去の当メルマガの記事を(ブログに再録していますから)
そちらも参考にして、早めに手を打ちましょう。
後回しにすると、何より精神衛生上よくないですから。
# 「苦手分野はまずセンターレベルまで」
# →
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/334.html
(筆者注:ここで言うセンターレベルは受験者平均レベルのこと)
模試形式の問題集は「マーク式総合問題集」(河合出版)を
はじめ各社から出ていますし(過去問集かオリジナル問題か
よく確かめて買う必要がありますが)、
あと時期が来れば「センターパック」と呼ばれる
全教科の予想問題セットなども複数出揃ってきますから、
よく見比べて少しでも肌に合うものををやっていくだけです。
ただし、この手の教材は、何種類もやって力がつくという
たぐいのものではありませんから注意が必要です。
出題形式やペース配分に慣れるため(シミュレーション)を
除けば、まあ気休めにやるものだと割り切ってください。
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