「メルマガ【志望大学に必ず受かる数学参考書の選び方】08-06-20(抜粋)」
メルマガ・処方箋
□Rさんからのご質問
水野先生こんにちは。
数学2・Bの勉強方法について質問させてください。
私は現在高3の受験生です。志望大学は東大理1です。
自分は数学が好きなのですが苦手意識があり、
模試などでは他の教科に比べてかなり偏差値は低いです。
進研模試では50くらいでした。
2次試験の数学の得点40〜50%くらいを目標としています。
現在「赤チャート」(数研出版)を3分の1ほど消化し、
例題レベルは理解ができますが、
下の練習問題(特に入試問題からの抜粋問題)は
難しくてできない箇所が多々あります。
「赤チャート」の問題数を考えると、
受験までこれを使っていて間に合うのか?
効率が悪いのではないか?という疑問がわき、
勉強に集中できません。
そこで、「赤チャート」をやめて
「1対1対応の演習」(東京出版)に鞍替えし、
基礎〜応用までの対策を「1対1」を
何度も繰り返し解くという方法を考えてみました。
以前「1対1」を書店で見たところ、
「赤チャート」などよりも誌面が見やすく、
とっかかりやすそうだなあと思ったからです。
しかし、水野先生のレビューの
「1対1に取り組むには相応の予備知識が必要」という
記述を見ると、「赤チャート」もままならない人間が
「1対1」に飛ぶのは果たしていいのだろうかと
疑問に思っています。
本来、戻るなら「黄チャート」や
「シグマトライ」(文英堂)が良いのかもしれませんが、
残された時間や効率を考えると、少し背伸びをしてでも
「1対1」を何度も解くのがいいのではと思います。
よろしくお願いします。
□Rさんへの回答
偏差値的にはかなり微妙なところなのですけど、
今しばらくは謙虚な姿勢で学習に臨んでください。
ここであせって変に難しいものに手を出してしまうと、
苦労するばかりで結局力はつきません。
時間をかけるべきはこの段階であるということは
意識できているようですが、今すぐ始めるべきかといえば
やはり違うでしょうね。
ただ、方法論に関しては考える余地があります。
基礎固め用の参考書は「赤チャート」でも構わないのですが、
ご指摘どおり、この本は例題の下の「練習」でも
かなり難しい問題を扱っており、いちいちここまで
完璧にしようとすると普通の受験生には大変な時間を
要しますから、取り組む問題を間引いてやります。
例題、それも難易度のマークが3個までのものだけでも
完全にマスターすれば、いわゆる入試の基礎、
具体的には「黄チャート」の例題レベル程度が網羅できます。
○「1対1対応の演習」(東京出版)
→
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/137.html
が気になるでしょうが、その前段階をいい加減に
済まさないよう、特に意識してください。
あと、「1対1」は問題数的にはやや少ない本なので、
もちろん何度も解くことも出来るしそれも大事なことですが、
並行して「赤チャート」の残りの例題と下の「練習」から
出来そうなところを拾ってやっていって欲しいです。
おおむね例題+練習の8割程度について
解法がスラスラ出てくるのが1つの目安となるでしょう。
あせらず段階を踏んで、頑張ってください。
$ 参考:「定点観測レビュー」最短経路の個数(数学A)
$ →
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/html/treviewsaitan08.pdf
$ →
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/html/saitankeiro08.pdf
$ 参考:「取り組む問題を『間引く』方法いろいろ」
$ →
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/257.html
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