「高校これでわかる数学 T+A/U+B(文英堂)」
徒然レビュー(再録)
04年3月20日「徒然レビュー」執筆分より
「高校これでわかる数学」T+A/U+B(文英堂)
教科書レベルの内容を、とにかく丁寧に解説している。中でも導入部分は素晴らしい。対話のような形式で、「数列って何?」ぐらいの、数学が得意でない生徒さんが最初につまずきそうなポイントもしっかりフォローしている。例題の選び方も、代表的な検定教科書に忠実なので、物足りなさはあるだろうが「やりづらい」と感じることはないだろう。中学校から数学が苦手だった人はもちろん、学校の授業を聞き逃してしまった箇所の復習用に、逆に基本事項だけを先取りしたい人用にと、幅広く使える。
演習量を補うには、この本の「定期テスト対策問題」(章末)にチャレンジしつつ、「ニューアクションβ」(東京書籍)や「黄チャート」(数研出版)などの本の例題に当たればよいが、基本事項を忘れてしまったり、新しい分野に入ってまたつまずいてしまったりしたら、やはり面倒がらずこの本に戻ってやり直して欲しい。
投稿者: 水野 健太郎(理事会)
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