「坂田アキラの2次関数が面白いほどわかる本(中経出版)」
徒然レビュー(再録)
2005年1月28日「徒然レビュー」執筆分より
「坂田アキラの2次関数が面白いほどわかる本」(中経出版)
もはや言うことは何もありません。「例のやつ」です。書店で実際に見てみてください・・・。
今回、数学T内容ということで、受験生のみならず、教科書学習と並行して読む生徒さん、一貫校の中学生の予習用なども意識しているようです。解答(答案形式)の前に略解形式の「ナイスな導入」がありますが、ここの扱いでさまざまなレベルに対応でき、それが幅広い人気の秘密にもなっていると思います。具体的には、
1:初学者は「導入」を読んでノートに答案をつくり「解答でござる」で答え合わせ
2:確認を兼ねた演習がしたい人は「導入」を読み飛ばして「解答」で答え合わせ
3:ザッと復習する人は「導入」を読んでわからなかったものだけ「解答」を見る
4:実戦演習なら巻末の問題一覧で取り組む問題を選び「2:」か「3:」へ
などのようにすればよいでしょう。別に難しいことではなく、自然とこの読み方になると思います。
初学者向けの工夫に関して言えば、巻末の「ナイスフォロー」が目を引きます。平方完成、二重根号簡略化などの演習量が補えるし、軽く読むにも邪魔にはなりません。
さて、毎度「爆死する!」だの「即死でっせ!」だの不謹慎なことを書く著者ですが、もはやこれも「お約束」となってます。筆者自身もこの本の影響を受けていて、授業中に「ぐはぁっ!」だの何だの叫んでますが、思いっ切り「引かれて」しまってますね(苦笑)。今さらですが、講師(著者)のキャラクターが講義調の大事な要素だということを痛感します。
投稿者: 水野 健太郎(理事会)
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