「ニンニク」栽培記録ー(2)
「『キャラウエイ』さんへの答え」
1 植え付け後の管理のあらまし
@ 植え付けを行ったのは「10月20日」の前後に行いました。
植え付けの時期が遅れたためか、植え付けした年の「発芽」の状態はあまり芳しくなかったように思います。
一般的に、年内に「3.5葉程度の発育」を目標としているようですが、平均しますと「3.0葉」がヤットといった感じでした。
また、遅すぎると「根量」が少ないとのことであり心配しましたが、翌年になって回復しております。
なお、今年も、「10月20日」が植え付けの基準と考えております。
A 追肥は、「融雪後」と「5月の初め」に、野菜用の化成を極少量をマルチの上から散布しております。追肥の時期については、「葉の色」などを指針にしております。
B 薬剤の散布は、「何か兆候が出た時」と思い待機の姿勢でしたが、取り立てて異常といえるものの発生がありませんでした。
ただし、「サビ病」につきましては、過去の事例から「気温の上昇」とともに発生していますので、「病徴」の有無に拘らず薬剤を「1回」だけ使用しております。
この結果は、収穫の数日前くらいに「サビ病」の兆候がでていましたが、収穫には全く影響がありませんでした。
ただし、他の栽培者も「今年は『サビ病』が出ない」とのことであもあり、薬剤との関係は良く分かりませんでした。
C 除草につきましては、植え付け時に「除草剤」を使用して、「雑草」を抑えるのが一般的です。
「除草剤」を使わない時には、「3回」の「草取り」が必要になります。
収穫が近くなってからは「畝間」の「雑草」は放置の状態でした。
なお、「雑草」と「サビ病」の発生とは関係が深いように思えます。「畝間」でも「雑草」の除去はシッカリしたほうが良いようです。
2 育種用の種子の確保について
「ニンニク」を栽培している一部の方々は、「優れた球根」は「勿体無い」との理由で「売らずに確保」します。
残した「ニンニク」は、球根が大きく、小片が6個で、色が白いものに限られます。 そしてこの球根は、畑の「別枠」に植えつけられます。これが、「自分なりの育種」の始まりだと思います。
今年の「育種用の球根」の選抜の基準として、
@ 「ニューホワイト6片」種
収穫まで葉が枯れていないこと。
大球であること。
葉の「襟くみ」が綺麗であること。
以上の選抜によって50球の球根を選んでおります。
A 「有色種」
「赤や紫」の着色があること。
病徴がなく、収穫まで葉が枯れていないこと。
などで10球ほど選んでいます。
しかし、「着色球」の「市場」での評価は悪いようです。
3 種子採取用の圃場の成果について
昨年購入した「種子」は、「無病地」で栽培して増殖します。それを、今年の「植え付け用の種子」としております。植え付けした場所は「販売用」の栽培しているところから出来るだけ離れたところを選んでおります。選んだ場所は、いままで「草むら」の状態のところでした。急ごしらえの畑が悪かったと見えて「あまり良い種子」が出来ませんでした。
理由は、「耕土」の深さ、「肥料成分の不足」などが考えられます。
「ニューホワイト6片」
植え付け個数 320個
種子として使用できるもの 208個(65.0%)
中球のもの 52個(16.3%)
小球のもの 12個
病株 9個
欠株(植え付け後の腐敗) 39個(12.2%)
となっています。
「有色のもの」
植え付け個数 20個
種子として使用できるもの 16個(80.0%)
欠株(初めから発芽なし、腐敗) 4個(20.0%)
となっています。
以上