だいぶ間が空いちゃいましたが続きを・・・
2007年5月4日。
前回も書いたけど、この日は天気が良い日でした

だから日が陰るのを待って撮影をやったりしてたんです

本番まで何回かやり、本番は雲待ちをして撮影してました。
スタッフの方が「あと何分後、雲来ま〜す」なんて言ってたりもしました(笑)
柴咲さんを襲う人たちは もちろんみんな同じ格好をしてるんですが、
その人達は あまり日に当たることは避けてました。
なぜかと言うと『マスク』です。
あんなマスクの形の日焼け跡ができたら最悪でしょ?
こんな時期にスキーのゴーグル焼けみたいになるんですよ!
エキストラの方の中には仕事を休んで来てる方も居るでしょうから、
次の日会社に行って「なんだ!その顔は!?」と言われたくないしね
でも結構みんな そんなことを忘れて日向に居たりしてたんですけどね
茶柱は静岡に住んでいるので この撮影にも参加できましたが、
他の人たちは関東からは勿論ですが、中には京都からとか、
香川で少林寺拳法をやってる方とか居ましたよ。
わざわざ九州の熊本から着てる人も居ました!
その人は「今年、息子の初節句なんだよねぇ・・・今日の撮影が終わったら夜行列車で帰るんですよ」と言ってました

他にも もっと遠きから来てる人がいたかもしれませんね。
どういう経緯で少林少女の撮影に参加することになったのか分りませんが、
やっぱり本格的なアクション映画ということで是非参加してみたいと思って
わざわざ遠くから来てるんでしょうね。
自分は他にもいろんなエキストラに参加したことがありますが、
今回の参加者の一番の違いは『最後まで全力』というところかもしれません。
正直、他の撮影では「なんでこんなに時間かかるの?」とかいってダラダラ
やる人も居るんですが、今回は そういった面を見ませんでした。
やっぱり武道経験者だから精神的にも鍛えられてるからなのかもしれませんね。
そんな感じで坂道でのシーンを撮影してたんですが、天気が良すぎて一旦止めることになりました。
「このシーンは 日が落ちるぐらいに撮影しま〜す」
・・・って事は夕方までやるってことですね
次は ちょっとした階段を駆け上がるシーン。
坂道の次は階段です
この大学に行った人なら分かると思います。
この階段、ちゃんとした1歩の段が数か所あるんですが、それ以外の広いスペースは
2段分の段になってるんですよね。
だから 結構大股で上がらないといけないんです!

凛を追いかけて上がる人も居るし、上の方から来る人も居るんで、
これも何回かに分けて撮影します。
とにかく大勢の黒い格闘家が押し寄せるので、いろんな角度から撮影してました。
階段を駆け降りるところもありました。
実はこれが一番怖かった

だって2段分の段を走って降りるんですから・・・


さいわい、転ぶ人はいなかったので怪我人も出ませんでした
日も落ちてきだした頃に また坂道のシーンの再開です。
午前中はクレーンなどを使って撮影してたんですが、今度は臨場感のある
絵を撮るためにステディカムや、総本山でも何度か出てきているガンタンク
と呼ばれているモノを使っての撮影になりました。
カメラが近くなるんで、もっと気が抜けません。
早く撮影しないと今度は日が暮れてしまうんで、最後の方は もうテスト無しの本番になってました。
演じる側もミスが無いようにしなければいけませんので気合が入ります!
終了の声が掛かり、大きな拍手が起こりました。
エキストラ同士で「お疲れさま」と言い合い、柴咲さんやスタッフさんにも
気持ちよく「お疲れさまでした」と言えました。
控室に向かい、着替えてる時にも、さっきまでの疲れも無くなったかのようなテンションの高いエキストラの人たち。
予想通り、マスクを取った顔が眼元は普通なのに下半分は赤く焼けてる顔を見て笑いあったりね。
そして草鞋。
人によっては草鞋も足袋までも擦り切れてる人が居ましたが、それらを脱いだ瞬間に
何ともいえない開放感を感じることができました

靴下を履き、靴を履いて立ち上がると誰かが言いました。
「わぁ〜靴って こんなにありがたい履き物だったんだなぁ〜!」
たぶんみんな同感だったでしょう

初めて会って 10時間ぐらいしか一緒に居ないのに、なんだか長い間
一緒に居たような感覚になりました。
帰りにも みんな笑顔で挨拶して帰ってたし
着替えを済ませ、衣装を返しに行く時に たまたま柴咲さんが通りかかったので「お疲れさまでした!」と挨拶をすると笑顔で「おつかれさまでした」と返してくれました。
そりゃ〜は疲れもスッ飛びますよ
でも撮影中にスタッフさんが言ってたんですが、その撮影の後も別のロケセットでの撮影が待ってると言ってました。
ほんと大変ですよねぇ
そういう苦労が、映画が公開されて報われてるとは思います。
たった1日(リハ合わせると2日)でしたが、もの凄く貴重な体験をさせていただいたことに感謝し、まだまだ少林少女を応援していきたいと思っています


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